【梅仕事】発酵の力☆完熟梅のフルーティー梅味噌 レシピ・作り方
材料(3人分)
- 梅 10個程
- 砂糖 300〜500g
- 生味噌(酵母の生きているもの) 300〜500g
作り方
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1
梅を用意します。
今回は梅干し作りでハネた傷ものを冷凍していたので、それを使用。
残りは梅ジャム(レシピID:1420011769)にしました。
基本的には生の梅でOKです。 -
2
ちなみに、分量に3人分とありますが「3人の半年分」です。
だいぶ印象違いますね…笑 -
3
保存容器(梅は酸が強いので、金属は避けましょう)にホシ(別名ヘタ・ヘソなど)を取って洗った梅をゴロゴロンと入れ、砂糖をザラザラっと加えます。
分量は、まず現時点では適当に。 -
4
砂糖の上から味噌をデローンと入れます。
心持ち控えめの量で。
砂糖と味噌は後から足せますが、梅は時期を外すと入手できませんからね。 -
5
こんな感じ。
まだ味噌が固いので、無理に混ぜる必要ありません。
梅に直接砂糖が触れているので、いずれ浸透圧で水分が出てきます。 -
6
蓋をして待つことひとまず1日。
こういった発酵食品を作る時の鉄則ですが、蓋は密閉してはいけません。
ただ乗せるタイプの蓋orラップをふんわりor晒しを被せて輪ゴムで留める、など。 -
7
ちょっと梅から水分が出てきましたね。
これで混ぜやすくなるので初めて撹拌します。
この後は1日1回以上を目安に混ぜていきます。 -
8
舐めてみて、酸っぱい!と感じるようなら砂糖と味噌を追加。
一気に追加して後悔しないよう、毎日味を見て少しずつ調整することを推奨します。
(味見がまた楽しいんだコレが) -
9
自家製味噌の時はいつも2〜3日で発酵が始まるのですが、今回市販の味噌を使ったら、1週間かかりました。
味噌くささを感じない程度の甘酸っぱい味を保ちつつ、毎日かき混ぜます。 -
10
タイミングはいつでもいいですが、気が向いたときに種を取り除いておきましょう。
これはこれで舐めて楽しみます☆ -
11
毎日味を見てお好みの風味になったら、軽く煮詰めて発酵を止めます。
発酵から2日〜1週間程度でいいと思います。
万が一「あれ?昨日の方が美味しい?」と思ったらすぐ発酵を止めて下さい。 - 12 ちなみに甕で仕込んだときは、私はこのまま電子レンジに突っ込んで火入れしちゃいます。
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13
※火入れの際の注意!
味噌のような固さに戻そうとして煮詰めすぎると、びっくりするほど風味がぶっ飛んでしまいます。
サラサラとしたタレ状の粘度で合ってますから、無理しないで下さいね。 -
14
裏ごしするかどうかはお好みで。
普段はしないのですが、今回はお裾分けの予定があるので、ハンドブレンダーで撹拌しました。
裏ごしでザルに果肉が残ると、何となくもったいないし… -
15
冷奴、サラダ、焼肉、ふろふき大根、蒸し鶏、そうめん、魚の煮付けの仕上げ、夏野菜の味噌汁の香りづけ、焼きおにぎり…結構守備範囲は広いです。
写真は、豆腐を出汁で煮たものに後がけで。 -
16
今回は使った梅の酸味が強く、結構砂糖を入れたので、例年よりツヤのある梅味噌になりました。
砂糖を控えるともう少しサラッとした見た目です。 -
17
軽く1ヶ月は常温でももつとは思いますが、冷蔵庫ならうっかり再発酵することなく保存が確実です。
少なくとも過去3回は冷蔵庫で半年以上もちました。
(半年で食べ切ったのでその先は不明) -
18
加熱済味噌を使ったなど、何らかの理由で発酵しなかったとしても心配いりません。
それはそれで、普通の完熟梅の梅味噌として楽しんでください。
来年、味噌の銘柄を変えて再トライです!
きっかけ
傷物の完熟梅がたくさん出た時に、ふと青梅で醤油漬けを作ったことを思い出し、ならば味噌でと漬けたら勝手に発酵。 恐る恐る舐めてみたら、驚くほど美味しくできていました。 念のため安全性について調べた上で、我が家の定番調味料になりました。
おいしくなるコツ
梅果汁がどのくらい出てくるかによって、砂糖と味噌の量は変わります。 また味噌の種類によっても比率が変わります。 最初は材料をやや少なめに入れて、後で味見して整えましょう。 砂糖を梅の上に直接かけると、浸透圧で梅の水分を上手く引き出せます。
- レシピID:1420011770
- 公開日:2017/08/27
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完熟梅で作ると、勝手に発酵して勝手にフルーティーになってくれます。
ドレッシング代わりに何にでもかけちゃいます。