金柑コンポートの桃山 レシピ・作り方
材料(16人分)
- A 白いんげん豆 200g
- A 白砂糖 200g
- 金柑 16個
- B 水 150ml
- B 白ワイン 150ml
- B グラニュー糖 150g
- C 水 90g
- C 卵黄 2個分
- C 上新粉 8g
- D 水あめ 10g
- D バター 5g
- D みりん 小さじ1.5
- 日本酒 適量
作り方
-
1
白餡を作る
【3日前】白いんげん豆を一晩水につける(写真下は翌日の豆の様子)
ザルで水を切り、ザル内で流水で軽く洗う - 2 使用した白いんげん豆はシンガポールで入手したこちら。一晩水につけても薄皮が剥けてきたりはせず、火が通るのも時間がかかるので、圧力鍋がある方はご活用下さい。
- 3 【前々日】豆を鍋に入れ、豆の嵩の2-3倍の水(分量外)を入れ着火する。強火でスタートし、沸騰してからは中火で5分間煮る。ザルにあげ、鍋の水を変えて1-2時間、柔らかくなるまで煮る
- 4 ザルにあげ、熱々のうちにブレンダーに半量入れる。水50mlを足して、十分にすり潰す。更に半量を上から追加し、水50mlを入れ繰り返す
-
5
★豆の皮を気にしない白粒あん状態でよいと判断する場合★
A白砂糖を加え中火で練り上げる。写真4になる程度まで火にかけながら水分を飛ばす -
6
★滑らかな白あんにしたい場合★
ブレンダーですり潰した豆を濾し器て濾し、鍋に受ける。
濾し器に残った豆の残留物は、200ml程度の水に溶き、全体を濡れ布巾に包んで絞り上げる。 -
7
布巾から出てきた水分を同じ鍋に受ける。
こし餡として丁度いい固さになるまで、強中火で練り上げ、水分を飛ばす -
8
黄身餡入りの生地を作る
鍋に白あん420g、C水、C卵黄を入れ、ヘラでよく混ぜる。
中火で練り、固めに炊き上げる。 -
9
熱いうちに大きめのラップに平たく広げ、すぐに閉じて室温で粗熱を取る。冷蔵庫に入れて一時間冷やす
※このラップはもう一度使うので取っておく -
10
金柑をよく洗い、爪楊枝でヘタをとる
縦に3つ切り込みを入れ、爪楊枝で種を取り出す - 11 Bの材料と金柑を鍋に入れ、沸騰したらごく弱火で15分間煮る。タッパーに移し、粗熱をとって冷蔵庫で一日寝かせる
- 12 冷蔵庫で一時間冷やした生地をボウルにあけ、C上新粉を加えてよく混ぜる
-
13
Dの材料を小鉢に入れラップをピッタリして、電子レンジで20秒加熱する。
熱いうちに、12の生地に加えてよく混ぜる - 14 ラップで包み、一晩冷蔵庫で寝かせる
-
15
【前日】
金柑の水分をよく切る(但し、絞ったり拭いたりしない)。
一晩寝かせた生地を16等分する - 16 1個分を分け、ラップの上でまるく広げる。中央に金柑を置き、ラップを使って丸める。最後に手に持って生地で完全に包む
-
17
楊枝の背で中の金柑に当たるまで穴を3つ空ける
200度のオーブンで13-15分焼く。
※ 必要時間はオーブンの火力に応じて多少違います。 - 18 取り出したら直ぐに日本酒を刷毛で塗り、冷めるまで動かさずに待つ。一晩経ってから食べる(金柑から水分が周り、桃山らしくなります)
-
19
【当日】出来上がり
一つずつラップに包み、冷蔵庫で何日も保存できます。2日以上経ってからの方が美味しかったです。 - 20 残ったコンポート液でリンゴ等を煮るととても美味しいです。煮方は金柑と同じです。
きっかけ
和菓子ってなぜかいいレシピ本が少ないと感じるのですが、渡辺麻里「森の中にある小さな工房の和菓子レシピ」は抜群にお勧めです。
おいしくなるコツ
白餡は甘さを控えないで下さい。 余ったコンポート液で皮を剥いて8等分したリンゴなどを煮ても美味しいです(沸騰したら15-20分、弱火で煮る)
- レシピID:1380015357
- 公開日:2020/12/27
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