一番簡単な?ビーツの下茹で&保存法【覚え書き】 レシピ・作り方

一番簡単な?ビーツの下茹で&保存法【覚え書き】
  • 約10分
YAMAT☆
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生食もできるビーツなのに、何故1時間もかけて下茹でするの?
そんな疑問を感じたら、この方法を試してみて。
作業時間10分、色落ちだってしませんよ。

材料(お好みの量人分)

  • ビーツ お好みの量

作り方

  1. 1 ビーツは皮をむき、食べやすく切る。
    ここではころころとさいの目に切っています(手順5参照)。
  2. 2 耐熱容器に入れ、ラップをする。電子レンジで加熱する。
    加熱時間ですが、500~600ワットの場合、ビーツ200グラムあたり4~5分です。
    加熱後は粗熱が取れるまで放置(コツ参照)。
  3. 3 粗熱が取れたら、1回で使う量ごとにラップで包む。
  4. 4 フリーザーバッグに入れて、空気を抜くように閉じる。冷凍庫へ。
    3カ月ぐらいは保存できますよ。
  5. 5 【切り方はお好みで】
    使い勝手がいい千切りもお勧め。
    大きめサイズ(切り方)の場合、電子レンジの加熱時間を長めにするか、一度に加熱する量を少なめにするなど、調整してくださいね。
  6. 6 【ビーツの下茹でについての考察】
    ビーツは生食もできます。つまり灰汁がきつい野菜ではないということ。下茹でする最大の理由は「色落ち」「色移り」だと思われます。
  7. 7 ビーツの色はベタレインという水溶性の色素によるものです(赤紫色はベタシアニン、黄色はベタキサンチン)。煮込めば煮込むほど溶け出してしまい、煮汁もほかの食材も着色させてしまいます。
  8. 8 そこで、下茹でによってあらかじめ火を通しておき、煮込み時間を短くする必要があるのです。また下茹での際もベタレインが大量に溶け出すのを防ぐため、皮をむかずに丸ごと茹でるのです。
  9. 9 しかし皮つきで大きいサイズのビーツを軟らかく煮る(下茹でする)には長時間かかります。このため、「下茹で1時間(3時間)」
    みたいなデフォルトが生まれてしまったのではないでしょうか。
  10. 10 ちなみに「酢水で茹でる」とするデフォもあるようですが、これは酸性の水で茹でることで発色効果を高めているのでしょう。アルカリ性だとベタレインが不安定で色も変化してしまいます。
  11. 11 以上の点から、「小さく切って電子レンジ加熱」→「水にさらさずに保存」という方法は、ビーツに効率よく火を通し、ベタレインはあまり失われず、発色にも問題ない下処理だと考えられます。

きっかけ

生でも食べられると農家の方に聞き。これまでの下処理は何だったのかと。いろいろ調べて、実際に試してみました。

おいしくなるコツ

手順2。ここは水にさらさないでくださいね。ビーツの色素が水に溶けて(=一部が失われて)しまいます。詳しくは手順6以降をご参照ください。 注:粗熱を取るための時間は調理時間(作業時間)に含めていません。

  • レシピID:1200014204
  • 公開日:2020/06/30
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カテゴリ
その他の野菜料理のちょいテク・裏技
料理名
ビーツの下処理
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