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「春の七草」、すべて言えますか?七草粥の各草の意味

4,985view 2016/01/07 07:00 季節・話題
「春の七草」、すべて言えますか?七草粥の各草の意味
子どものころ、「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」と歌いながら一生懸命「春の七草」を覚えた人も多いのでは。ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはカブ、スズシロはダイコンの別名です。これら春の七草をお粥に混ぜて1月7日に食べる七草粥の習わしは、江戸時代に広まったそう。七草の種類は地方によっても異なり、入れる数も違いがあるようです。とはいえ、家族の健康を願いながらいただく気持ちには今も変わりはありません。

まだ寒い早春に芽吹く七草は昔から邪気を払うと言われており、無病息災を祈って七草粥を食べたのですが、青々としてビタミンたっぷりの七草はいわば日本のハーブ。胃腸に優しいお粥に加えていただくのですから、正月疲れが出てくる頃合いにピッタリの食事です。あっさり塩味に仕上げたお粥は、濃い味つけのおせち料理が続いた後では、体をいたわる滋味を感じます。

具体的な栄養効果としては、鉄分が多く含まれているセリには増血作用、ナズナには熱を下げる効果や尿の出をよくするなどの作用があります。ミネラルやそのほかの栄養に富んでいて薬草として使われていたゴギョウや消化を促進するジアスターゼ豊富なスズナとスズシロなどは、いずれもビタミンCがたっぷり含まれています。

お米から炊き上げる基本レシピから、炊飯器にお任せや、残りご飯で手軽に作るレシピ、鶏肉やお餅でボリュームアップしたレシピなど、お好みに合わせて体のリフレッシュがてら栄養たっぷりの七草粥をいだだきましょう!

雑炊風の残りご飯で作る七草がゆ

残りご飯で簡単に作る七草がゆ。短時間で作れ、サラッと食べられます!

腹持ち抜群のもち入り七草がゆ

なかなか食べ切れないお餅を七草粥に。ボリュームアップで腹持ち抜群!

炊飯器にお任せの簡単「七草粥」

七草を下茹でしません!切って、全て炊飯器にお任せの、超簡単な七草粥です。

手羽先入りでボリュームアップの七草粥

人日の節句(1月7日)の七草粥をアレンジ。やっぱり日本人っていいですね!

お米から煮て作る七草がゆ

お米1合に対し水1リットルで簡単に!手順を見ると面倒そうですが、案外簡単なので是非作ってみてください♪

この記事の作者

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楽天レシピ編集部

「楽しく美味しく、みんなを笑顔に♪」をモットーにレシピの紹介記事を発信しています。お気に入りのレシピを見つけて、是非あなたもつくってみてくださいね♪

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