豆腐の水切り
豆腐の起源は様々な説がありはっきりとしていませんが、中国から仏教とともに日本に伝えられ、日本の風土に合った形で独特の製法や食べ方が形成されたと言われています。
原料はただ1つ、大豆です。大豆は”畑の肉”といわれるように、良質なタンパク質や脂質などの含有量が多いですが、最近では「機能性食品」(健康の維持に有効な食品)としても注目されています。また、更年期障害の改善にも効果があるといわれています。
(協力/フードソムリエ http://www.food-sommelier.jp/ 文/料理家・MIZUKA)
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大豆・豆腐
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豆知識レシピ
基本の豆腐の水切り
材料(2人分)
- 豆腐(木綿) 1丁・300g
- 片栗粉 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- バター(無塩) 10g
- しょうゆ 大さじ2
- レモン汁 小さじ1
- 万能ねぎ(小口切り) 適量
作り方
- 1 豆腐はキッチンペーパーに包み、耐熱皿にのせてレンジで1分50秒加熱します。 あら熱が取れたら、別のキッチンペーパーで余分な水分をふき取ります。
- 2 (1)をひと口大の大きさの角切りにし、片栗粉をまぶし余分な粉をはたいておきます。
- 3 フライパンにオリーブオイル、バターを熱し、(2)を入れ中火で転がしながらこんがり焼きます。
- 4 (3)に、しょうゆを廻しかけて全体に絡めたら火を止めます。
- 5 器に盛り付けて、レモン汁をまわしかけて、ねぎを添えて出来上がりです。
簡単な豆腐の水切り
材料(1人分)
- 豆腐 半丁
作り方
- 1 ボールとセットになっているザルに豆腐を半分にした方が水切りしやすい。
- 2 上から軽くラップをしてつぶれない程度に押さえる
- 3 あとは冷蔵庫で半日おく。
レンジで豆腐の水切り
材料(1人分)
- 豆腐 1丁
- キッチンペーパー 4枚
- 塩 一つまみ
作り方
- 1 豆腐に軽く塩を振り、キッチンペーパーで包み、耐熱皿に置く
- 2 600wで2分30秒加熱し、キッチンペーパーを外し出来上がり
豆知識コラム
大豆の旬について
国産大豆にはタンパク質を多く含む品種と含まない品種があり、作る豆腐によって大豆を使い分ける必要があります。また、大豆の国内自給率は約3%程度で、大半はアメリカなどから輸入されています。
大豆の選び方と豆腐の保存方法
保存は乾燥剤と一緒に密閉容器に入れて、温度変化の少ない冷暗所で保存しましょう。
豆腐は買ってきたらパックから出して、水をはった容器に沈めて蓋をして冷蔵庫に入れて保存し、傷みやすいので3日以内に食べきるようにしましょう。