関東地方の風習。「けんちん煮」献立 5提案

「けんちん煮」献立のコツ

関東地方では冬の行事食として「けんちん汁」が食べられていました。しかしそれらの行事が無くなるにつれ、けんちん汁を行事食として食べるという習慣も節分のみになったと言われています。本日はそんなけんちん汁をアレンジした「けんちん煮」を作ります。

簡単献立
節約献立
栄養満点献立

わけぎを入れて彩りをプラス！

ポイント

こちらのけんちん煮にはわけぎを加えて彩り豊かな一品に！わけぎは「ネギ」と「玉ねぎ」を掛け合わせて作った雑種です。香りがあまり強くないのが特徴です。副菜には茶碗蒸しの塩麹あんかけを作ります。里芋と卵の組み合わせには体力をアップさせたり、免疫力をつける作用があります。汁物にはなすと大根のみそ汁を。なすと大根が組み合わさると、貧血予防や、糖尿病の予防に効果が期待できます！

他のおすすめ献立

根菜たっぷり！！

ポイント

こちらのけんちん煮には根菜をたっぷり使います！大根の根の部分には消化酵素や、ビタミンCが豊富に含まれています。大根の甘みは加熱することでアップするので、甘みを楽しみたいときは加熱するのがオススメです！また、ごぼうと豆腐を一緒に使用することで、血中コレステロール値を低下させたり、ダイエットにも効果が期待できます！副菜には焼きチンゲン菜の豆乳バーニャカウダソースを、汁物にはあさりのすまし汁を。

この献立アドバイスをくれた管理栄養士

藤原朋未（ふじわらともみ）さん

管理栄養士。資格取得後は保育園栄養士として勤務し、給食管理、栄養相談などに携わる。現在は「食」のプロデュース・レシピ開発を手掛ける。(株）エミッシュに所属し『健康』『美容』『栄養価』などの切り口で管理栄養士ならではのレシピ提案・コラムの執筆を行う。食卓へ笑顔を届けるママの見方！毎日食べたい簡単レシピを得意とする。