オクラの下処理

エジプトで古くから食用として栽培されていたオクラ。
若い果実を食用としていますが、完熟した実はコーヒー豆の代用としても使われています。日本では包丁で切ったときの断面が5角形の品種が一般的ですが、八角形や丸形もあります。色も緑が普通ですが、赤や黄色のものもあります。ビタミン類、カルシウム、ミネラルが豊富なのが特徴で、天ぷらやサラダのほか生のまま刻んでも美味しいです。
(協力/フードソムリエ http://www.food-sommelier.jp/  文/料理家・MIZUKA)

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豆知識レシピ

オクラの絶妙♪下ごしらえと茹で方。

材料(2人分)

  • おくら 1袋
  • 600ml
  • 小さじ1

作り方

  1. 1 スーパや八百屋では、よくこんな「あみあみ」の袋に入っていますよね。私はズボラなので、そのまま「あみあみ」全面の上から全体に粗塩を振る。
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  2. 2 (産毛を取る方法)両手でこすり合わせるように、よくおくらどうしを揉み合わせる。 蛇口で袋に入れたまま、塩と産毛を取るような感じで洗い流す。(ズボラです)
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  3. 3 頭のガクをきれいに取る。
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  4. 4 ※三角△(山、鉛筆の先)になるように切ります。 リンゴを剥くように、くるくるっと剥くと良いですよ。
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  5. 5 下の部分も2mm程度切る。
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  6. 6 鍋に水と塩を入れて沸騰させる。
    オクラの下処理
  7. 7 おくらを入れる。 1分00秒〜1分30秒煮る。 (好みですので、一度硬さを確かめて下さい)けど、その後余熱で火を通しますので、その分を加減して下さい。
    オクラの下処理
  8. 8 氷水に取り、さっと冷やします。
    オクラの下処理
  9. 9 丁度よい茹で方になりました。そのまま、マヨネーズで食べたり、塩、コショウでも本来の味が楽しめます。このように下ごしらえしておくと、色々な料理に使えます。
    オクラの下処理

トースターで簡単にオクラの焼き浸し

材料(2~3人分)

  • オクラ 10本
  • 塩(オクラの下処理用) 1gくらい
  • ☆穀物酢 20cc
  • ☆ぽん酢 大さじ1
  • ☆タバスコ 3~4ふり
  • ☆鰹節 ふたつまみ

作り方

  1. 1 オクラは塩を振ってまな板の上で板ずりし水で洗う
  2. 2 1のオクラのへたの先端とがくの硬い部分をくるっと剥き、水気をペーパーなどで拭き取る
  3. 3 2をトースターで10~15分焼く その間に☆をボウルなどに入れ混ぜ合わせておく
  4. 4 オクラが焼けたら 熱いうちに混ぜ合わせた☆に漬ける そのまましばらく置いて味をよく馴染ませる
  5. 5 お皿に盛りつけ、お好みで鰹節(分量外)をかけて出来上がり

夏の朝食に♪冷しゃぶ豚&オクラ&豆腐の盛り合わせ

材料(2人分)

  • 豚ロース 4~6枚
  • オクラ 6本
  • 塩(オクラの下処理用) 適量
  • 豆腐 半丁
  • ポン酢 お好みで

作り方

  1. 1 【豚の調理】 原材料が”豚肉”と表示されているだけの、ヘルシーな佐助豚。 90度ぐらいの湯を沸かして、しゃぶしゃぶして、ざるにあげます。
    オクラの下処理
  2. 2 【オクラの下処理】 サッと洗ったオクラに塩をまぶし手でゴシゴシします。流水で流します。うぶ毛が取れますよ。 湯をわかします。
    オクラの下処理
  3. 3 【オクラの調理】 茹でます。箸でころがしながら2分弱ほど。 冷水の入ったボールにくぐらせ、ザルに揚げ、キッチンペーパーで水分をふきとります。
  4. 4 【盛り付け】 カットしたオクラ、冷しゃぶ豚、お豆腐の三品を盛り合わせれば完成。
    オクラの下処理
  5. 5 【召し上がり方(参考)】 冷しゃぶ豚にのせたオクラをサンドするようにして、二つ折りにします。
    オクラの下処理
  6. 6 【召し上がり方(参考)】 各自で、ポン酢をかけてね。 (佐助のオリジナルポン酢、美味しかったです!)
    オクラの下処理

お酢入り♪オクラと納豆の和え物

材料(2人分)

  • オクラ 6本
  • 納豆(ひきわりがおススメです) 2P
  • 穀物酢 大さじ1
  • 納豆のたれとからし 1P分
  • 塩昆布 ひとつまみ
  • 鰹節 適量
  • 塩(オクラの下処理用) 少々

作り方

  1. 1 オクラは洗って、固い部分をこのように包丁で切り落とす。
    オクラの下処理
  2. 2 1のオクラに塩をふって、手でまな板に押し付けるように ゴリゴリと転がす(板ずり)。
    オクラの下処理
  3. 3 2のオクラをラップで包み、 レンジ(600W)で1分間加熱する。
    オクラの下処理
  4. 4 3のオクラを小口切りにしておく。(粗熱が取れてから)
    オクラの下処理
  5. 5 納豆をボウルなどに入れ、 穀物酢を加えたら粘りが出るまでよーくかき混ぜる。
    オクラの下処理
  6. 6 5に4のオクラ、納豆のたれ、からし、塩昆布を加えよく混ぜ合わせる。
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  7. 7 器に盛って、お好みで鰹節を乗せたら出来上がりです。

豆知識コラム

オクラの旬について

オクラは温室栽培でほぼ1年中出回っていますが、栄養が豊富で美味しい旬は夏の8月~9月です。国内の主な産地は高知で、収穫が少ない時期はタイやフィリピンなどの輸入ものも出回ります。

オクラの選び方と保存方法

濃い緑色で、均一にうぶ毛におおわれて角張っていない小ぶりなものを選びましょう。
乾燥や低温に弱いので、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。傷みが早いので、できるだけ早めに使い切りましょう。塩を表面にすりこんでからゆでて冷凍保存すれば約2週間は大丈夫です。

オクラに関する豆知識

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