作り方
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- 1
- 【予習】
夏の星空をプリントアウトするなどして、こと座、わし座、はくちょう座の形と位置関係を把握しておきます。
手順14~16もご参照ください。
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- 2
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- 【準備】
錦糸卵を作ります。
溶き卵に塩とみりん(いずれも分量外)を入れて焼きます。ボウルに水溶き片栗粉を作っておき、そこに卵を割り入れて溶くと、焼いた時に破れにくいですよ。
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- 3
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- ハムは星型に型抜きするか、キッチンばさみなどで切ります。
ハムの余った部分も食べやすく細切りにしておきます。
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- 4
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- きゅうりは皮をむき、飾りでは皮の部分を使います。千切りに。
実の部分も細く切っておきます。
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- 5
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- オクラは必要なら板ずりをして、さっと茹でます(手順6でそうめんと一緒に茹でると一石二鳥)。
輪切りにします。32ピース必要なので、3本まとめて切るなら11回は包丁を入れてください。
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- 6
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- そうめんも茹でて、水でしめておきます。
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- 7
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- 【さあ宇宙へ出発】
真空の宇宙空間(そうめん)を盛り付けます。
幾つかの塊状に盛ると後で取りやすいです。これは「宇宙の泡構造」と考えてもいいし、「真空のゆらぎ」と捉えても。
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- 8
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- そうめんの上にダークマター(刻み海苔)を振りかけます。
「宇宙を満たすダークマター」あるいは「ヒッグス粒子よ、ありがとう」とつぶやきながらでも。
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- 9
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- 天の川(錦糸卵)を配置します。暗黒星雲のせいで二又に分かれているので要注意です。
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- 10
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- 夏の大三角(ハム)を配置します。
一番上がはくちょう座のデネブ、右下はこと座のベガ、左下はわし座のアルタイルとなります。ベガは織姫(織女星)、アルタイルは彦星(牽牛星)のことです。
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- 11
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- はくちょう座、こと座、わし座の星たち(ハム)を彩ります。
・・オクラの大きさで等級(星の明るさ)を表そうと思ったのですが、ねばねばしてるの断念。で、すでにぐちゃぐちゃです(涙)。
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- きゅうりの皮をオクラの間に置き、星座線(星座の形を示す線)を描きます。
・・ああ、こと座の四辺形なんて小さすぎてギブアップですよ。。
何はともあれ、完成!(悔いは残りつつ苦笑)
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- しばし大宇宙に思いを寄せてから、めんつゆでいただきましょう。
作る過程で出たハムの切れ端、オクラやきゅうりの余りなども一緒に食べれば、宇宙に・・いえ、地球に優しいです。
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- 【こと座】
織姫星(ベガ)がある星座です。ギリシャ神話でオルフェウスが持っていた琴とされます。彼は亡き妻に会いに黄泉の国まで行ったとか。日本神話のイザナギとの類似点も興味深いです。
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- 【わし座】
彦星(アルタイル)がある星座。ギリシャ神話ではプロメテウスの腸を食べる鷲と言われることも。プロメテウスは人間の味方をした神様なので、わし座がちょっと憎たらしく見えたり。
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- 【はくちょう座】
七夕伝説では彦星と織姫が渡るカササギの橋。地球の東西で鳥の姿を想像していたとはなんとも不思議な一致。また賢治の「銀河鉄道の夜」には「北十字」として登場しています。
おいしくなるコツ
天沼矛(あめのぬぼこ)でも振り回しているような気分になって、楽しく宇宙を作っちゃいましょう!
きっかけ
ヒッグス粒子発見を記念して。天文少年だったころを思い出しながら。
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今年はちょっとサイエンスに七夕そうめん♪
・・見た目は「冴えないす」になっちゃったけど。。(←駄洒落かい!)