食用菊のゆで方

お料理の主役となる食用菊のゆで方をご紹介します。
食用菊はサッと短時間でゆで上げるのがポイントです。
和え物やおひたし、酢の物などにしてほのかな苦味と香り、シャキシャキ感を楽しみましょう。
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豆知識レシピ

食用菊のゆで方

材料(3~4人分)

  • 食用菊 150グラム
  • 適宜

作り方

  1. 1 食用菊です。
    食用菊のゆで方
  2. 2 花びらを外して行きます (外す時に注意があります。3番4番を参考にしてください)
    食用菊のゆで方
  3. 3 中央部分は残します。花の下から挟むようにして長い花びらを外して行きます。真ん中の短いところと、しべのあるところは残します。
    食用菊のゆで方
  4. 4 ちょうどこの部分が残る部分です。苦くなるので混ぜないようにします
    食用菊のゆで方
  5. 5 花びらを外したところです。砂などがついていることがあるので、ざるに入れたまま、大きめのボールなどに水を流し入れながらさっと洗います。2,3回繰り返して汚れを落とします
    食用菊のゆで方
  6. 6 水を流しながら洗っているところです。
    食用菊のゆで方
  7. 7 鍋にお湯を沸かし、沸騰してきたら、酢を加えます。私の場合、たらーっと回すようにして入れました(大さじ2くらいでしょうか)
    食用菊のゆで方
  8. 8 再度、沸騰したところへ菊の花びらを入れて、全体がお湯に浸るように菜箸などで返すようにしながら全体をなじませます
    食用菊のゆで方
  9. 9 お湯になじませると花びらの色が少し透き通ったように変わります。全体になじんだところで、火を止めます(時間にして、30秒~40秒くらいでしょうか)
    食用菊のゆで方
  10. 10 すぐにざるに上げお湯を切り、冷たい水を張っておいたボールにつけて全体をさっとかき混ぜたらざるの水を切って、菊の水気を軽く切ります。
    食用菊のゆで方
  11. 11 好みの量を器に盛ります。 我が家は酢醤油でいただきます。 このほかに、漬物の彩りにしたり、焼き魚の脇に少しつけたり、また酢のものにするのもいいでしょう。
    食用菊のゆで方
  12. 12 こちらは薄紫の花びらのもってのほか菊です。 同じように酢を入れて湯がくと、鮮やかな色になります(今回のは少し色が出にくかったです)
    食用菊のゆで方
  13. 13 こちらは薄紫の方です。
    食用菊のゆで方
  14. 14 小さい小鉢に入るくらいの量にして、ラップで包んだ後、ジッパー付きの冷凍用袋に入れて冷凍しました。あとは食べたい時に自然解凍(冷蔵庫で)するといつでも食べられます
    食用菊のゆで方
  15. 15 こちらも同じように冷凍保存しました
    食用菊のゆで方

食用菊のゆで方~酢の物レシピ~

材料(4人分)

  • 食用菊 1パック
  • 酢(茹でる時用) 大さじ1
  • 【作りやすい甘酢(保存できます)】
  • ●塩 小さじ1
  • ●砂糖 25g
  • ●酢 75㏄

作り方

  1. 1 *流水でざっと洗う。
    食用菊のゆで方
  2. 2 *がくを取って花びらだけにする。
    食用菊のゆで方
  3. 3 *大きめの鍋に湯を沸かし、「酢」(色止め)を入れる。 *花びらを入れ、しんなりするまで茹でる。(1分くらい)
    食用菊のゆで方
  4. 4 *ボールで甘酢をかけて和える。 結構固まっているので、手で合えるとよい。
    食用菊のゆで方

豆知識コラム

食用菊の旬

味・香りともに高い評価の「延命楽」(最大産地山形では、「もってのほか」と呼ばれる品種)は9月~11月が旬とされ、秋の味覚として親しまれています。
刺身などのつまとして添えられている小菊は、旬はなく通年安定して出回っています。

食用菊の選び方

食用菊の魅力は何と言ってもシャキシャキした食感です。
花びらが開ききらず、筒状になっているものが良いでしょう。
色が茶色く変わっているもの、花がしなびたものは避けましょう。
食用菊は花ですので、生のままの保存は向きません。
茹でた後に水気を取り、ラップに包んで冷凍保存するのがおすすめです。

おもてなし料理に関する豆知識

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