鯖缶で作ったそぼろで!丹後名物“バラ寿司”!!! レシピ・作り方
材料(4人分)
- 鯖缶(醤油ベースの味付が手間要らず)
- ツナ2号缶(190g)1缶
- ↑酢飯と酢飯の間にそぼろを挟むなら
- ツナ2号缶(190g)2缶が良いかな?
- ↑丹後には特大ツナ1号缶(380g)有w
- 卵
- 2個
- 干し椎茸
- 5枚
- 蒲鉾(又はカニ蒲鉾)
- 1/3枚(3本)
- かんぴょう
- 30g
- 青菜(水菜、きゅうり、グリンピース等)
- 100g
- 筍
- 100g
- ・・・など、その他おうちにある具材を
- 好きなだけ
- 刻み海苔
- 適量
- 紅生姜
- 適量
- お米
- 3合
- 出汁昆布(又は顆粒昆布出汁)
- 10cm×10cm(小さじ1)
- ※↑出汁入りの寿司酢を使う場合は不要
- 米酢(なければ穀物酢)
- 大さじ4
- 砂糖
- 大さじ2~3
- 塩
- 小さじ1
- ☆具材の含め煮の基本煮汁配合
- 干し椎茸5枚分・かんぴょう150g分等
- 椎茸の戻し汁+出汁
- 100cc(顆粒出汁なら小さじ1/2)
- 酒
- 大さじ1/2
- 砂糖
- 大さじ1/2
- みりん
- 大さじ1/2
- 醤油
- 大さじ1/2
- ※含め煮は煮汁がほぼ無くなるのを目安に
- 味の濃さ・煮詰め具合は好みで調整の事
作り方
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- 1
- お米を研いで、夏なら30分!冬なら1時間程度、水に浸しておきます。
また古米の場合は、新米よりも20分から30分程度長めに浸しておく!
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- 2
- 炊飯器にお米、出汁昆布(昆布出汁の素を使ってもOKです)を入れ、水加減は少し少なめでご飯を炊く。
水が沸騰したら、出汁昆布は取り出すこと・・・。
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- 3
- 寿司酢は円やかにする為、鍋に、酢大さじ4、塩小さじ1、砂糖大さじ2~3を入れ一煮立ちさせておく。市販の寿司酢を使う場合は省略OK。
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- 4
- もどした干し椎茸は、戻し汁+出汁、醤油、砂糖、みりん、酒等を適量加え、甘辛く(濃い目に)炊き、半分に切り、それを薄くスライスする。
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- 5
- もどしたかんぴょうは、出汁、醤油、砂糖、みりん、酒等を適量加え、甘辛く(あっさりめに)炊き、1cmくらいに刻む。
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- 6
- 水煮の筍は短冊切りに刻み、出汁、醤油、砂糖、みりん、酒等を適量加え、甘辛く(あっさりめに)炊く。
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- 7
- 干し椎茸と、かんぴょう、水煮の筍を別に炊くのが面倒な人は、同じ鍋で同じ味付けに炊いても可
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- 8
- 味付きの鯖缶は、汁ごと小鍋にうつし、お玉や、しゃもじ等を使って細かく、特に骨が細かくなるよう、弱火で煮詰め、そぼろを作る。
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- 9
- そぼろは、僕はあっさり系が好みなので味は足しませんが、通常丹後では追い砂糖&醤油で、甘辛めの味付けが好まれるようです。
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- 10
- 水煮の鯖缶を使う場合は、水気を切った中身を小鍋に入れ、砂糖、醤油、みりん等で甘辛く味付けする。
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- 11
- ちなみに僕の場合は、底物狙いの餌に使う鯖の切り身を作る時、皮+5mm~1cmの身しか使わないので、その残りの身を使うことも(笑)
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- 12
- 卵2つで、薄焼き卵3枚を目安に、錦糸玉子を作る。
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- 13
- 青菜は軽く湯通しし、2、3cmの長さに刻み塩、味の素を適量振り、混ぜ合わせる。
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- 14
- きゅうりを使う場合は、スライスして軽く塩もみし、水気を搾り、味の素を適量振り、混ぜ合わせる。グリンピースなら塩茹でする。
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- 15
- 蒲鉾は、薄くスライスし、それを適当な大きさに短冊切り等適当に刻む。
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- 16
- ご飯が炊き上がったら、寿司桶にご飯をうつし、寿司酢と混ぜ合わせる。
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- 17
- 寿司飯は、そのまま桶に平らに均すか、各お皿に取分けて平らに均す。
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- 18
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- サバのそぼろ、しいたけ、筍、かんぴょう、錦糸玉子、蒲鉾、青菜、紅生姜、刻み海苔の順等に彩りよくちらしたら完成です~!
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- 19
- レシピ18の写真は、有り合せの材料だけで作った為、お米5合で、サバ缶1缶、卵2個、水菜(頂き物)、紅生姜(自家製)とかなり安上がり
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- 20
- ちなみに、鯖のそぼろ、家によっては桶の下にもひいたり、ケーキみたいに酢飯と酢飯の間に挟んで作るお宅も有りますのでお好みで!
おいしくなるコツ
酢飯の味付けが薄かったり、具の味付けが薄かったりすると、当然ながら美味しくないので、適度な味付けに・・・。
それと、ご飯と酢を混ぜる時は、有れば寿司桶を使った方が、寿司桶が余分な水分を吸い取ってくれるので、だんぜん美味しく出来ます。
きっかけ
京都府北部、我が丹後の郷土料理で、何処の家庭でも多少の違いはあれど、お盆やお正月、お祭り、御客さん事に限らず、普段から良く食されてる料理で、しかもメイン具材が鯖缶なので(僕は釣った鯖を使うことも)、かなり安上がりな料理です!!!(^o^)