クレーム・パティシェール(カスタードクリーム) レシピ・作り方
材料(約250g人分)
- 牛乳 200g
- 卵黄 2個
- グラニュー糖 35g
- 薄力粉(ドルチェ) 10g
- コーンスターチ 10g
- バニラビーンズペースト 小さじ1/3程度
作り方
-
1
下準備
・薄力粉、コーンスターチをよく混ぜ合わせ篩っておきます。
※コーンスターチを入れることで、軽い食感のクリームに仕上がります。お好みで分量を調整してください。 -
2
クレーム・パティシェール
ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、ブランシールします。 -
3
※ブランシールとは卵黄と砂糖を白くなるまで混ぜることを意味します。
しっかりブランシールすることで、熱の伝わりが緩やかになりダマを防ぐことができます。 - 4 混ぜ合わせて篩った薄力粉とコーンスターチを加え、すり混ぜます。
- 5
-
6
鍋に牛乳とバニラビーンズペーストを入れて火にかけます。
沸騰直前まで温まれば、ボウルに少量加えます。
しっかり混ぜ合わせたら、残りの全ての牛乳を加え混ぜます。 -
7
全体を馴染ませたら元の鍋に戻します。
再び火にかけ、泡立て器を使って混ぜながら加熱します。 - 8 ※比重の違いすぎるもの同士は混ざりにくいため、最初に片方の少量を加えて、比重を近づけて混ぜやすくします。
- 9 次第にトロミがついてきて、部分的に固まってくるので、ダマにならないように鍋底からしっかりと混ぜ合わせます。
- 10 混ぜていくうちに締まってくるので、焦げつかないように注意しながら、鍋底からフツフツとしっかりと沸騰するまで加熱します。
- 11 さらに混ぜながら加熱すると締まった状態から少し緩む状態(ブレークダウン現象)になり、艶が出てきたら火から下ろします。
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12
綺麗に洗浄して乾いたボウルやバットにアルコールスプレーを掛けて、クリームを移して薄く広げます。
空気に触れて表面に膜が張らないように、密着ラップをして、氷煎をして急冷します。 - 13 ※細菌の繁殖しやすい温度帯(20~60℃)を早く通過させるため急冷します。
-
14
完成
一両日中にできるだけお早めにお召し上がりください。
きっかけ
フランス語で「お菓子屋さんのクリーム」の意味を持つクレーム・パティシエール。そのまま使用するだけでなく、他のクリームと混ぜ合わせたり、詰め物、仕上げなど幅広く使えます。
おいしくなるコツ
しっかりと炊き上げることで口溶けの良い美味しいクリームに仕上がります。 一度締まった状態から少し緩む状態(ブレークダウン現象)になるまで炊き上げることがポイントです。より滑らかで口あたりの良いクリームとなり、他の素材と合わせやすくなります。
- レシピID:1240061232
- 公開日:2021/07/15
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しっかりと炊き上げることで口溶けの良い美味しいクリームに仕上がります。