☆歴史ロマン☆日本最初のカレー レシピ・作り方
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材料(たぶん2人分)
- ねぎ 1本
- しょうが 1/2片
- にんにく 1/4片
- バター 大さじ1
- 水 270cc
- 肉(鶏肉、海老、鯛、牡蠣、赤ガエル等) 適量
- カレー粉 小さじ1
- 小麦粉 大さじ2
- 塩 適量(小さじ1/2ぐらい)
作り方
-
1
ねぎ(青い部分も使いました)、しょうが、にんにくはみじん切り(フードプロセッサーだと簡単です)。
- 2 肉などは食べやすく切っておく(今回は鶏手羽元4本250グラム&むき海老100グラムを使いました)。
-
3
鍋にバターを熱し、ねぎ、しょうが、にんにくを炒める。弱火で10分ぐらいじっくりと。
-
4
水を加え、鶏肉(あれば赤ガエル等も)を煮る。沸騰したら弱火にして15分ぐらい。
- 5 カレー粉を入れてふたをし、さらにとろ火で1時間煮込む。(今回、むき海老は煮込まず、1時間煮込んだ後で入れました)
-
6
小麦粉を同量の水(分量外)で溶き、鍋に入れる。塩で味を調える。とろみがついたら完成!ご飯にかけて召し上がれ!
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7
【「西洋料理指南」下巻31ページより】
「カレー」ノ製法ハ、葱一茎、生姜半箇、蒜少許ヲ細末ニシ、牛酪大一匙ヲ以テ煎リ、 - 8 水一合五タヲ加ヘ、鶏、海老、鯛、蠣、赤蛙等ノモノヲ入テ能ク煮後二、 「カレー」ノ粉小一匙ヲ入煮ル事西洋一字間、
- 9 已ニ熟シタルキ、塩ニ加へ又小麦粉大匙二ツヲ水ニテ解キテ入ルベシ(読点の一部はYAMAT☆が入れました)
-
10
【現代語(?)訳】
ねぎ1本、しょうが1/2片、にんにく少量をみじん切りにする。バター大さじ1で炒める。 - 11 水270cc(1合5夕)を加え、鶏、海老、鯛、牡蠣、赤蛙などを入れる。よく煮てからカレー粉小さじ1を加え、1時間煮込む。
- 12 食べごろになったら塩を加え、小麦粉大さじ2を水で溶いて入れる。(YAMAT☆によるテキトーな訳です)
-
13
【今回の材料】
まず鶏肉をチョイス。野菜を入れず、コンソメなども使わない分、旨味が出る骨付き肉(手羽元)にしました。 - 14 さらに無難に海老を使用。煮込むと硬くなってしまうので、海老だけは唯一、「西洋料理指南」の記述に背き、最後に入れました。
- 15 赤ガエル・・・手に入れば、入れてみたかった(苦笑)。
きっかけ
漱石や鴎外もこんなカレーを食べたのかなと夢想しながら。 なまじ現代の知恵(?)を知っているだけに気分はJIN-仁-。肉を炒めたい、野菜も入れたい、コンソメ使いたいと思いつつ、明治にタイプスリップしたら自分は一流シェフかも?と妄想したり。
おいしくなるコツ
明治5年(1872年)発行の「西洋料理指南」(敬学堂主人著)に載っているレシピです。カレーはイギリス料理として日本に紹介されました。 材料として「鶏、海老、鯛、蠣、赤蛙等ノモノ」と記されています。赤蛙カレー、ちょっと食べてみたいかも。笑
- レシピID:1200000632
- 公開日:2011/06/24
関連情報
- カテゴリ
- その他のカレー
- 料理名
- 明治時代のカレー
![YAMAT☆](https://recipe.r10s.jp/recipe-space/d/strg/ctrl/3/492d20a0130aec0f347fb8d98b80ff1b1305208e.99.2.3.2.jpg?interpolation=lanczos-none&fit=around|128:128&crop=128:128;*,*)
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