初めて&少量大丈夫!ジップロックで昔ながらの梅干し レシピ・作り方

アプリをダウンロードする
食いしん坊Qちゃん
塩分が18~20%の梅は昔ながらのしょっぱくて酸っぱい梅好きにはたまらない味。
細か~くカビ対策しています。手順が多そうですがやれば簡単!
みんながつくった数 20

材料(25人分)

南高梅3L以上(傷みや傷のない梅 正味)
1kg
あら塩
180g
ホワイトリカー35度
適量
ジップロック大 ダブルジッパー
2枚
赤紫蘇(葉の部分のみ)
200g
紫蘇用あら塩
36~40g
清潔なふきんかペーパー
適宜
耐熱ガラスボウル
2個
使い捨て手袋
適宜
梅と梅酢保存容器
各1個
洗濯ネット(100均でも)
1個
土用干し用ざる(100均)
1個

作り方

  1. 1
    梅は緑の状態なら、段ボールなどにいれ2~3日追熟。
    全体的に黄色く、少し柔らかくなり、桃のような香りがしてきたらOK。
    上の写真は追熟中。
    「完熟」南高梅は水に漬けないこと!
  2. 2
    傷みや傷がある梅はかびの原因になるので除く。
    追熟してくると、NGな梅がよくわかります。
    こういう梅は梅ジュースなどに加工します。
  3. 3
    やさしく梅を洗い、水気を切り、清潔なふきんかペーパーで拭く。特にへたの部分に水気が残らないように。
    梅に傷をつけないようへたの部分を爪楊枝などでとる。
  4. 4
    ざるなどにあけ、風乾させる。(カビ対策)
  5. 5
    ガラスボウルにホワイトリカーを適量入れ、梅の表面をくぐらせる。へたの部分はペーパーを細くしたり、綿棒などで丁寧につけるとよい。(カビ対策)

    梅をジップロックに入れる。
  6. 6
    塩を入れ、全体的に塩が回るように振ってから、平らにし、空気をできるだけ抜いていく。丁寧にジッパーをしめる。
    ジップロックは二重にし、受け皿にのせ、ジッパー部分を上に折っておく。
  7. 7
    上から雑誌、水を入れたペットボトルなどで2kg程度の重しをする。次の日から梅酢があがるので、1日に1~2回上下をそっといれかえ、梅の表面を梅酢で濡らす(カビ対策)
  8. 8
    梅酢がふえると漏れやすいので、立てて、重石も半分~なしにする。重しのかけすぎはぺったんこ梅に。最低1日1度は梅酢に浸かっているかチェック(超重要)
    空気がたまっていれば抜く。
  9. 9
    手や金けのものはいれないで。
    ジップロックをやさしく回したり、上下を返したりして土用干しまで可愛がってあげます(^^)
    大切な梅酢が漏れ出ないよう、ジッパーはきっちりと。
  10. 10
    紫蘇を入れない場合は、このあと手順20へ
  11. 11
    紫蘇が出回ったら、新鮮で両面が綺麗な紫色のものを購入。葉の部分だけで一束100gなので、ボツの葉がないとして2束。
    小さすぎる葉(かびやすい)、緑の葉(色出にくい)は除く。
  12. 12
    葉を摘み取り、綺麗に洗う。大きなボウルを2~3個用意するとやりやすい。
    サラダドライヤーかネットに入れて脱水機、またはぶんぶん振り回し、水気を取る。
  13. 13
    濡れているとカビの原因になるし、カラカラだと紫蘇の液が出にくいので、カラカラの手前まで乾かす。
  14. 14
    耐熱ガラスボウルをきれいに洗い少し水気があるうちに3分ほどレンジにかけ消毒。水気は自然乾燥かペーパーで拭く。2個用意し、ボウル1で紫蘇用の塩を量る。
    梅酢保存用びんを消毒しておく。
  15. 15
    使い捨て手袋をして、ボウル2に紫蘇と半分の量の塩をいれ、両手でもみこむ。量が多いが、だんだんしなっとして、泡(アク)と紫の液がでるので、きつく絞ってすて、葉を塩の残ったボウル1へ。
  16. 16
    紫蘇をもむときに手袋を使うのは、爪などが染まりやすいのと、その後紫蘇をほぐしたりするのに便利だから。綺麗に手を洗って、ジップロックに紫蘇を入れるときは新しい割箸を使ってもOK。
  17. 17
    やさしく紫蘇をほぐしながら残りの塩をまぶし、もう一度もみ、アクを絞り捨てる。梅の漬かったジップロックを傾け、100ccほど白梅酢を入れ、ほぐしながら発色させる。
  18. 18
    梅酢は軽く重しをして梅とシソが浸るくらいあればよいので、それ以上の白梅酢はこの時点で消毒した瓶に入れて保存する。
  19. 19
    紫蘇と15の色づいた梅酢を、ジップロックにまんべんなく入れる。
  20. 20
    土用干しまで、カビがはえてないか、梅酢に浸ってるか、変なにおいがしないか毎日チェック。紫蘇をいれるとカビリスクがアップするが、丁寧に紫蘇を処理して梅酢に浸っていれば大丈夫。
  21. 21
    土用干しは、日光と夜露(一日目は梅酢)に当てることで皮をしなやかに、実を柔らかくし、風味を増します。
    まず梅雨明けにピーカンに晴れそうな日3~4日を確保。
  22. 22
    できれば7~8時くらいには汁気を切りながら、梅をざるに並べ、安定した台に置き日光に当てる。下も通気よく。
    梅酢はほこりよけの蓋を軽くして瓶ごと干す。
  23. 23
    紫蘇は大雑把に広げて軽く干す。風で吹き飛ぶので、ネットなどをかけておくとよいです。
    ゆかりにするならカラカラまで干し、梅と一緒に保存分はしっとりしていてOK。
  24. 24
    1日目は、3時間ほど干してまだ湿ってる間に裏返す(皮がざるにくっつき、破れやすいため)。
    夕方4時ごろ温かい梅を温かい梅酢に戻す。
  25. 25
    2日目、1日目同様、途中1~2回ひっくり返しながら干す。固い部分があっても日光のおかげで柔らかくなりますよ!
    梅酢には戻さず、夜の間も干して夜露に当てる。
  26. 26
    都会のコンクリートジャングルでは昼夜の温度差がなく夜露がおりにくいですが、高層階では結構しっとりします。お好みでざるごと屋内に取り込んでもOK。
  27. 27
    3日目は2日目の繰り返し。梅の大きさ天気により、日数は調整。
  28. 28
    4日目の朝、皮をそっとつまみ、手の甲をつまんだようにうすく皮が実から離れれば干しあがり。重さは大体半分程度。表面はうっすら白く塩吹いた状態。消毒した保存容器に梅をいれて保存。
  29. 29
    ちょうどよく干せた梅は、梅酢にくぐらせたり、漬け込んだりしなくても、保存中にしっとりしてきます(梅蜜)
  30. 30
    すぐ食べられますが、3か月以上してこなれるとより美味しい。
    紫蘇は干してゆかりにするか、一部は梅と一緒に入れてもOK(たくさん入れると色が黒ずむ)

おいしくなるコツ

完熟の綺麗な梅と美味しい塩と愛情だけで、酸っぱく、しょっぱい昔ながらの梅が美味しくできます。 18%以上の塩分とジップロック(空気に触れにくい)でカビの失敗は少ないですが、干すまで毎日カビチェックを!

きっかけ

梅干し大好きだけど昔ながらの梅は高いし、安いのは添加物ばかりで変な味。自分で作ろうにもかびたらどうしようかと躊躇してましたが、ジップロックの簡単漬けを知りチャレンジ!感動した&自分なりに工夫をしたので、覚書もかねて投稿しました。

公開日:2012/07/29

関連情報

カテゴリ
梅干し
料理名
紫蘇入り梅干し(塩分18%)

このレシピを作ったユーザ

食いしん坊Qちゃん 2005.12楽天でブログ開始。今ではほとんどアップしていませんがやめてはおりません(笑) ブログに掲載していたレシピも順次あげられたらな、と思いつつその時はまったレシピなどをあげています^^;

つくったよレポート( 8 件)

2020/09/22 09:28
私の地域は梅雨明けがなくなかなか土用干しができませんでした(>_<) ようやくの完成です♪
**こぶた**
レポートありがとうございます。とてもきれいな色でテーブルクロス迄かわいいですね!しばらく置くとこなれてより美味しくなります。ありがとうございました。
2017/09/04 16:04
紫蘇は入れずに作りました。梅酒の残りの少量が使えて良かったです。
まあぷる
レポートありがとうございます。しそをいれない白梅も美味しいですよね。 少量からつけられるのはジップロックならではですね。

関連カテゴリ

おすすめの特集

スポンサーからのお知らせ

関連するカテゴリの人気ランキング

旬のワード人気ランキング

公式ファンページ新着レシピ

楽天レシピを見るならアプリがおすすめ

サクサク動く!人気順検索などが無料で使える!

アプリをダウンロードする