クレセントロール⭐懐しい店の味を再現【つのパン】 レシピ・作り方
材料(8本人分)
- 強力粉 250g (ベーカーズ%100)
- 水 175mL (70%)
- 砂糖 7g (2.8%)
- インスタントドライイースト 3g (1.2%)
- 塩 5g (2%)
- バター 10g (4%)
- 【仕上げ】
- 打ち粉用の強力粉 ひとつかみ程度←加減する
- 粗塩(岩塩やハーブソルトも可) 少々
- オリーブ油 少々
作り方
-
1
【前夜仕込み:オートリーズ】
ボウルに強力粉と水を入れて軽く混ぜる。
全体に混ざったら、ボウルにラップをかけて冷蔵庫でひと晩置く。
→オートリーズで、小麦粉と水を“水和”させる為。 - 2 ※その日のうちにパン作りを終えたい…という場合は、工程(1)の後で冷蔵庫に入れずに常温で30~60分程度放置後、工程(4)に移って下さい。
-
3
【翌日に製パン本番!】
・翌朝、ボウルを冷蔵庫から出して30分〜1時間位常温に置く。(復温)
※寒い時期は、お風呂程度の湯温で湯煎すると良いです。
・バターも常温に戻す。 -
4
ボウルの生地に砂糖・インスタントドライイーストを加えて、2〜3分程度手で捏ねてよく混ぜ合わせる。
イーストの粒々が無くなって生地に馴染んだら、塩を加えて更に1分程度捏ねる。 -
5
バターを加えて捏ねて、馴染んだら生地をボウルから調理台に出す。
弾力が出て滑らかなパン生地になるまで、台に打ちつけつつよく捏ねる。 -
6
グルテン膜が確認出来る程度に生地が出来たら、ラップをかけて1時間〜1時間半程度発酵させる。
※夏場は常温放置でOK。寒い時期は30℃程度を保って1次発酵する。 -
7
生地が2倍程度に膨らんだら、ボウルから取り出して、打ち粉を振った台の上に置く。
軽くパンチしてガスを抜く。 -
8
生地の表面に軽く打ち粉をした後、スケッパー等で生地を8等分する。
分割した生地を丸めて、間をあけて置く。
ラップや濡れ布巾をかけて約15分ベンチタイムを取る。 -
9
丸い生地を手の平で押して平たくする。
下側をV字(※写真の黒線参照)に折りたたみ、綴じ目を軽く摘む。
綴じ目を下にして生地を休ませ、残りの生地も同じ様に折りたたんでいく。 -
10
台の上に、(9)の生地を1つ置く。(V字の鋭角が下になるように)
めん棒を生地の中央に当てて、上→下に動かして徐々に生地を伸ばしていく。 -
11
少し平たく伸ばしたらその生地は一旦休ませて、次の生地に取りかかる。
※全ての生地を平たくした後、次の工程で思いっきり伸ばしていくと良いです。
(少し休ませる事で、伸ばし易くなる。) -
12
生地を軽く下に引っ張りながら、細長い下向きの二等辺三角形の様な形に伸ばす。
※出来れば35cm程度の長さまで伸ばす。 - 13 生地を下に引っ張りつつ、底辺から鋭角に向かって、生地をキュッと巻いていく。
-
14
巻き終わりが下になるように置く。
※巻いた後で生地の両端を持って、台に転がしながらゆるーく引っ張ると細長く仕上がります。 -
15
両端の生地を指先で尖らせる。
形を好みの三日月形にして、鉄板に並べる。
ラップを被せて15分程度放置し、1.5〜2倍程度に膨らませる。(2次発酵)←細く仕上げたい場合は短時間で。 -
16
2次発酵の終わり頃に…
・オーブンを240度で予熱開始。
・パン生地の表面に霧吹きで水を吹きかけて表面を濡らし、粗塩を振りかける。 -
17
パン生地を鉄板ごとオーブンに入れ、スチーム有り・240度で15〜20分程度焼く。
※焼き具合を見て、加熱温度や時間、パンの位置や天板の上下等を調整して下さい。 -
18
こんがりと焼けたら、オーブンから取り出す。
熱いうちにパンの表面にオリーブ油をハケで塗って完成。(←照りが出て乾燥も防げる)
※お好みで、追加の粗塩を振りかけても美味しいです。 -
19
【メモ✍】
オートリーズ:小麦粉と水をざっくり混ぜ合わせた後に休ませる事。オートリーズによって小麦粉に水がしっかり浸透し、グルテンが形成されて生地のまとまりや進展性が良くなる。 - 20 水和:小麦粉が芯まで水分を吸水すること。生地の水和が十分に出来ていると、パンはしっとり&もっちりして、旨味が強くなる効果がある。
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21
⭐補足⭐
このクレセントロール生地を利用した、総菜パンのレシピも公開中です↓
ハムとチーズのセミハードパン【手捏ね惣菜パン】
レシピID:1850026559 -
22
コーンバターマヨネーズパン【セミハードな惣菜パン】
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ミニウインナーパン【セミハードな手捏ね惣菜パン】
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きっかけ
近所の個人店で買っていた、お気に入りのクレセントロール。そのお店が閉店していまい、もう入手出来なくなりました…。 悪天候でステイホーム気味の盆休みに再現の挑戦を開始し、試行錯誤を重ねてます。(素朴なパンほど奥深く、まだまだ成長途中ですが…)
おいしくなるコツ
*工程(1)を入れる事で、水分多めの生地でもまとまり易く、グルテン形成し易い生地になります。 *成形時に、生地の端を指先や手のひらで尖らせておくと、焼いた時に先がカリッとして美味しいです。 *焼成時に蒸気を満たす事でパリッと焼き上がります。
- レシピID:1850026440
- 公開日:2023/11/03
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テーマ:セミハードだけど食べたら中モッチリの、理想のクレセントロールを作る。
➡水分多めの生地を、じっくり水和させる事で店の味に接近♪