材料(4人分)
- ≪カニだし≫
- 毛ガニの殻
- 1杯分
- 長ネギ
- 10cm 2本
- 日本酒
- 1/2カップ
- みりん
- 大さじ1/2
- 水
- 1L
- だしパック
- 2個
- ≪鉄砲汁≫
- 毛ガニ脚肉(脚元)
- 1杯分
- 冬瓜
- 200g
- ブナシメジ
- 50g
- 小ネギ
- 3~4本
- カニだし
- 約800cc
- 味噌
- 大さじ2
作り方
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- 1
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- 北海道の近海はどこも毛ガニの漁場。函館では年中この近海物が手に入ります。中型で千円前後と内地(北海道ではこう呼びます)の人にはうらやましいお値段です。
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- 2
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- 肩肉が最も味が良く、これを解してカニみそと和えたとも和えは酒の肴に絶品。脚肉は解してカニ酢などに。ここで捌いた殻は捨てずに出しを取ります。
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- 3
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- 殻をすべて鍋に入れたら酒とみりんを注いで火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばします。
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- 4
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- 水とだしパック、叩いて潰した長葱を加えて弱火で1時間ほど煮出します。時間に余裕があればこのまま一晩置くと濃厚なカニだしになります。
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- 5
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- 冬瓜はワタと種を除き厚めに皮を剥いたら約5mm幅で一口大に切ります。シメジは石突きを切り落として小房に分けます。
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- 6
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- ④のカニだしを濾して別鍋に入れ⑤の冬瓜とシメジを加えて火にかけ中火で10分ほど煮たらそのまま30分ほど冷まします。
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- 7
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- もう一度火にかけて味噌を溶き入れ煮えばなで火を止めます。
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- 8
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- 椀に盛ってカニの脚肉を入れ刻んだ小ネギをちらして出来上がりです。
おいしくなるコツ
カニの殻でじっくりだしを取ります。日本酒多めがスタートレック流。コクのあるカニだしになります。昆布系のだしパックがおススメです。
きっかけ
型の良い近海物の毛蟹が出ていたので購入し、まずは肩肉とカニみその供和えで一杯戴きました。剥いたからだカニだしを取り、次の日に鉄砲汁に。