母直伝!お湯をかける 簡単♪梅干しの作り方 レシピ・作り方
材料(1キロ人分)
- 梅(南高梅)
- 1キロ
- 熱湯
- たっぷり
- 粗塩
- 120グラム
- ※
- 梅の重さの10~15%お好みの塩分で
- 赤紫蘇(塩、酢漬けの市販品)
- 一袋
- ⬆2~3キロ向けの量なので加減して下さい
- 後日、白梅酢が上がってから使用
作り方
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- 1
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- 1日目。準備する道具
ザル、ボール、爪楊枝、漬けるための容器(瓶、甕など。綺麗に洗って拭いておく。)
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- 2
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- 梅のヘタは爪楊枝で取り除く。
梅の割れ目の線沿いに楊枝を入れるときれいに取れるように感じます。
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- 3
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- ザルに入れた梅を洗い、水を切る。
葉っぱがあれば取り除き、ホコリなどきれいに洗い流す。
お家で生った梅を使う方はより念入りに洗い、水に浸して数時間あく抜きするのをお勧めします。
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- 4
- やかんにたっぷりのお湯を沸かす。
粗塩の分量を量っておく。
平成27年は15%、28年は12%で漬けました。
29年は10%で漬けてみる予定。
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- 5
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- 梅の入ったザルにボールを当て、沸騰したお湯を注ぐ。約20秒浸す。
湯についてない梅があれば箸などで回し、全体にお湯が渡るように。
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- 6
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- お湯を切る。
長い時間お湯に浸けすぎないように気をつけて。
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- 7
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- お湯を切ったら5分ほど放置してあら熱を取る。青かった実も黄味がかり、ヘタを取った穴からは果汁が出てくる事もあります。
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- 8
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- 容器に梅の実を入れていく。梅は温かい状態です。半分はど入れたら粗塩の1/4ほどをまぶす。
残りの梅の実も入れていき、残りの粗塩を上からまぶす。このまま蓋をして一晩はそっとおく。
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- 9
- 2~3日目。
一晩すると白梅酢が上がってくる。1日数回、容器を傾げて回しながら梅全体に白梅酢を馴染ませる。
容器を振ったり、荒く扱わない。梅が潰れないように、大切に。
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- 10
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- 3~7日目。
白梅酢の上がった梅に、赤紫蘇を投入。我が家は市販の塩、酢漬けになった赤紫蘇を利用。
画像は丸3日置いたもの。十分に白梅酢が上がりました。
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- 赤紫蘇を加える。
手軽に利用できる市販品を利用。500gで2~3キロ分漬けられるようなので、半量使いました。
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- 赤紫蘇は数回に分けて加えていってください。
コツ! 容器を傾げて白梅酢を寄せ、箸で紫蘇の葉をほぐすように、白梅酢で葉を洗うように赤紫蘇を丁寧にくぐらせる。
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- しっかりと白梅酢、赤紫蘇を合えたところ。
白梅酢がしっかり上がったので、紫蘇漬けの酢は入れませんでした。
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- 右側のガラス容器の方は白梅酢が少ないように感じたので、実が被る位になるように赤紫蘇の酢を加えました。
(母は全部入れているそうです。)
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- これで土用の頃まで冷暗所で寝かせます。
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- 土用干し 1回目。
ベランダ等に新聞紙を敷きザルを置く。
ザルにボールを当て、赤紫蘇を取り出す。
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- 梅を取り出してザルに並べ、天日に当てて干す。梅が柔らかいので箸先で潰したり、破いたりしないように気を付けてください。
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- ぎゅっと梅酢を絞った赤紫蘇もほぐして広げ、干す。
梅酢の入った甕にもラップをかけ、こちらも天日に当てる。
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- 時間があれば、途中そっとひっくり返して。
柔らかいので、無理してまでは返さないでください。
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- 20
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- 夕方、梅と赤紫蘇を甕の梅酢に戻しました。
晴れて気温の高くなる日にまた干します。
雨には十分気を付けてください。
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- 土用干し 2回目。
1回目と同様にする。
塩分濃度が上がってる感じがします。
赤紫蘇のつまみ食い…夏の塩分補給に良さそうです。
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- 土用干し 3回目。
1、2回目と同様に。
私は夜干ししませんが(鳥が多く集まる地域の為、何かと不安。)、雨等の心配が無ければ干したらいいと思います。
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- 出来上がり。
キレイに出来てうれしいです。
我が家は梅酢に漬けた状態のまま寝かせています。秋頃まで寝かせて新米と頂くのを楽しみにしています。
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- 梅干しはすぐに作れるものではありません。
材料費と時間をかけて作って頂いています。
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- 梅にシーズン~土用の頃は、失敗する方がないように、皆さんの梅干しが美味しく仕上がりますように、毎日祈っております。
母はこの漬け方で30年以上一度も失敗した事がありません。
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- なので、失敗したという方がいらっしゃたらどうしよう?!と毎年心配しています。
梅干し漬けてみようかな?と思って始めて下さったら嬉しく思います。
一緒に楽しく漬けましょう!
きっかけ
母が知人から教えてもらった梅干しの作り方です。
「こんなラクな漬け方無い!」と言って約40年このやり方です。母が沢山の方に教えた「目から鱗」⁈の漬け方をご紹介します。
もしかしたら邪道なのかもしれないけど、梅仕事を気軽に始めませんか?