シンガポールチリクラブ（エビや貝でもOK） レシピ・作り方

作り方

1. 1

   材料を揃えておく。蟹は袋に入れた状態で、冷凍庫に30分くらい置き、動きを止める。
   
   その後、室温に出して解体までの時間が空くと、また動き出すので、出したら直ぐに解体にかかる。

2. 2

   蟹の動きを止めている間にChili-ginger sauceを作る。唐辛子とニンニクはできるだけ細かいみじん切りに、生姜はすりおろす。A.の材料全てを混ぜて、ラップをして冷蔵庫へ。

3. 3

   【要注意】Red bird's-eye chiliは素手でみじん切りにすると、後で指先がとても痛む。できればグローブなどを使用。

4. 4

   タマネギ、ニンニク、生姜、唐辛子は全てみじん切り。その他の調味料はあらかじめ必要量を取り分けておくと、調理中もたもたしなくて済む

5. 5

   常温の水道水を張った桶とブラシを用意し、冷凍庫から出した蟹の紐を解き、桶につけ、素早く全身をゴシゴシ洗う。細かい部分は歯ブラシも活躍。

6. 6

   蟹の解体は、Video（https://youtu.be/jve-FpkD928）の0'48"から4'10"までを見ながらどうぞ。
   
   ※両手が汚れており写真が撮れなかった

7. 7

   基本的には：
   1）ふんどしと甲羅の間に後ろから包丁を入れ、甲羅を開ける
   2）甲羅内面についた腸をとり捨てる。甲羅はとっておく
   3）蟹のエラをキッチンバサミで全て切り落とし捨てる

8. 8

   4）裏からふんどしを取り捨てる
   5）尖った爪先の先端を全て切り落とし捨てる
   6）体の表側から体を縦半分（左右対称）に切る
   7）体から爪下を取り、さらに親爪と分ける（写真）

9. 9

   8）残った4対の脚がついた体半身をさらに二つに切る（一つの肉片に二本の脚がついている状態）
   
   写真：白の容器は捨てる部分。

10. 10

    Mud crabの甲殻は硬いので、爪の解体は関節を狙って包丁を入れる。
    
    9）親爪や爪下の殻にヒビを入れる（工具用のハンマーで叩きました）

11. 11

    大き目のフライパンに油をひき、みじん切りにしたタマネギ、ニンニク、赤唐辛子、生姜を中火で2-3分炒める。しんなりしてきたら、2で作ったChili-ginger sauceを入れる。

12. 12

    鶏ガラスープ、豆板醤、Srirachaチリソース、トマトピューレ、砂糖、紹興酒、塩、ホワイトペッパー（順序は無関係）を入れる。

13. 13

    蓋をして沸騰させ、火を弱めて2-3分煮る

14. 14

    蟹投入。蓋はせず、全ての部位の甲殻の色がまんべんなく鮮やかな赤になるまで何度もひっくり返し、中強火で煮る（目安は10-15分だが、あくまで色で判断）

15. 15

    まだ赤くなり切っていない例：爪先や甲羅の外回りがまだ暗いのが分かるでしょうか。火を強めてもうひと踏ん張り。（出来上がり：17の赤色を参照）

16. 16

    水で溶いた片栗粉をフライパン全体にかけ、素早く木べらで混ぜてとろみをつける

17. 17

    軽く溶いた卵を入れ、火が通るまでまつ。
    
    ※15に補足：これくらいの甲殻の色が出来上がった例

18. 18

    器に盛り、パクチーを散らして完成！
    
    ローカルの一般的な食べ方は、揚げ/蒸しマントウ（饅頭、肉まんの皮です）につけて食べるものだが、そうめんに掛けて食べても美味。