こごめの一番シンプルそして一番おいしい食べ方 レシピ・作り方
材料(2人分)
- コゴメ コゴミとも呼ばれる
- わしづかみでひとつかみ
- 熱湯
- コゴメがひたる分
- マヨネーズ
- 大さじ1
- 麺つゆ
- 濃さにもよるが小さじ2
- 白ゴマ
- あれば 適宜
作り方
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- どっさり春のお山の恵が届きました、この都会(ってほどでもないが)に。
箱をあけるとむふーん、超超春のいい香りっ。
を出すのはウドだね。
でも今からするのはコゴメの話。
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- こごめ、こごみ、とも呼ばれるらしいがかつて住んでた村では前者だった。
なのでこごめで以後通します。
緑の濃いいくるくる先っちょがくるまっているかわいい山菜です。
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- こごめは根元とそのくるくる部分にたっぷり茶色いおかかみたいなかすがついてます。
こごめを採りに行った事がある人にはわかると思うけど、生える時最初それ、かぶってんだよね。
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- ガクなのかななんだかわかんないけどおかかと呼んでました。なので以後それで…略。
流水でじゃんじゃん洗っておかかを流し、さらにたっぷりのお水に沈めておかかをうかせ取り除きます。
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- まあでもこのくるくる全てを広げて探す、までしなくていいです、おかかは大体で。
食べる時嫌だなって思ったらぺってやればいいです。
とにかく、こごめが入る位熱湯を用意しぐらぐら煮る。
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- ブロッコリーみたいな茹で加減じゃ少ないと思う。
採られたてのこごめだったらいいのかな。でもねけっこうしっかりゆでないとごじごじ固いし生の野草臭い、なんて表現したらいいのか…。
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- まあいいや、根っこの部分をツメで折ってみて、ちょっとねなんとなくちゅるっとなったら茹で上がったと思っています。
ぬるぬるまで行かない、なんかちゅるっとするんですこの山菜は。
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- ところでゆでたお湯が超超緑色です。
たぶんこれはアクなのだろうか。一緒にゆで卵仕込んでたらかわいいそれができたかもしれない、と後悔したのはあんまし関係ない。
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- 茹で上がったらざるにあけて荒熱がとれるまでほっとく。
くるくる部分はかわいいから、それを残して足(茎の部分のことをこう呼んでた)が長すぎる場合はちょん切る。
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- 長さ3cm位が食べやすいし盛り付けやすいよね。
根っこの部分はちょっと固かったり苦かったりまだおかかがついてたりするのでなんなら切り落としてもいいです、ちょん。
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- こんなに丁寧にやっているのは楽レに載せようとしてるから。
かつてこれが主食だった時は長いまんま足の部分を掴んでくるくるをマヨにつけて上向いてあーん、って食べてました。
懐かしい…
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- どんどん想像がよみがえってきていつになく長いレシピになってます。
んで、こごめに合うのはマヨネーズと言われていますが、麺つゆをプラスしたものが好きでした。
気取って別容器で…
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- って、しまった!
どんだけ混ぜてもぶつぶつ分離したまんま。
多分、マヨが先、麺つゆがあとでちょっとずつ入れて練り練りしないとまろやかい麺つゆマヨは作れない。
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- 久しぶりすぎて失敗。
さてどーしたものか、小さじだけでやろうとするのでいかんのだ、と、こごめのくるくるを使って混ぜてみる。
混ぜたついでにそいつを味見、うーまーいー♪
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- んで気付いた。
麺つゆとマヨがしっかり混ざらないなら、そこにこごめを入れて混ぜちゃえばいいじゃんと。
てんでせまいけどなんとな全体にまぶして出来上がり。
ふうふう。
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- 緑のくるくるをかわいく組み組み、まろやかい麺つゆマヨをてれ~っとかける…
そんな絵を狙ってたけど結局こうなりました。
白ゴマはなくてもいいです、気取らない山菜だもんこごめって。
おいしくなるコツ
マイこごめの山は誰にも教えない。
きっかけ
こごめはわらびやぜんまいなどと違ってアク抜きが必要ないお手軽山菜。
採れる場所もわりかしイージーで、かつてはこれが主食だったこともあります(遠い目)。
ってんでシンプルだけど熱く語ってみました!