かぼちゃの保存方法

冬至に食べると病気にならないと言われているかぼちゃ。
栄養価の高い野菜で、特に抗酸化作用のあるカロテンとビタミンEの含有量が多く、脂質と一緒に摂ることで吸収率がアップします。丸ごとの場合は涼しい場所で2~3ヵ月保存できますが、カットしたものは傷みやすいので早めに使い切りましょう。
(協力/フードソムリエ http://www.food-sommelier.jp/
文/料理家・平沼亜由美)

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豆知識レシピ

使いやすい形に切って冷凍保存

材料(1~10人分)

  • 南瓜 1個
  • ジップロック 1枚

作り方

  1. 1 南瓜のタネとワタを取り除く。そして、皮もところどころむいておく。
  2. 2 半分は、煮物用のサイズにする。
    かぼちゃの保存方法
  3. 3 もう半分は、細かく切ってお味噌汁の具用にする。
    かぼちゃの保存方法
  4. 4 ジップロックに入れ、冷凍庫で保存。

丸々1個を冷凍保存!

材料(10人分)

  • かぼちゃ 1個

作り方

  1. 1 まずは、かぼちゃと格闘(^^;) 1口サイズの大きさにカットしていきます。皮はお好みでカットして下さい★
  2. 2 大皿にかぼちゃが乗るだけ乗せて、レンジで3~5分程チンします。 (串を刺してスーっと通るほど柔らかくなったらOKです)
  3. 3 鉄板の上に隙間をあけて(くっつけないように)並べてそのまま冷凍庫でカチカチになるまで凍らせます(ラップなしでOKです)
  4. 4 何時間か経った後、カチカチになったかぼちゃをジップロックに入れて冷凍保存します。
    かぼちゃの保存方法
  5. 5 最初の工程が面倒ですが、これさえ乗り越えれば当分はかぼちゃ料理を楽しめます(^^) とても便利なので是非挑戦してみて下さい☆

手軽にスープに♪ペーストで冷凍

材料(8人分)

  • ※4人分×2回量が出来ます!
  • かぼちゃ 1/4個
  • 玉葱 1/2個
  • ミニトマト 2個
  • 250cc
  • バター 10g
  • ★コンソメ 4人分につき1個
  • ★牛乳 4人分につき300cc
  • ★塩 少々
  • ★コショウ 少々

作り方

  1. 1 カボチャは洗ってワタをスプーンでこそぎとり、ふんわりとラップで全体をくるんでレンジ600Wで約8分・竹串がすっと通るまで加熱し、荒熱が取れたら煮物大に切って皮は切り落としておく。
  2. 2 鍋にバターを熱し、薄切りの玉葱を入れてしんなりするまで炒め、水・トマト(ヘタを取り包丁で切れ目を入れたもの)・カボチャを加えてずらし蓋をし、沸いたら火を弱めて5分程そのまま煮込む。
  3. 3 トマトの皮を箸で取り除き、バーミックス等ハンドプロセッサーで鍋の中身を混ぜ、荒熱が取れたら2等分にし、すぐに使わない場合はジップロックに入れ薄く広げて冷凍庫に保存する。
    かぼちゃの保存方法
  4. 4 半量になった③のかぼちゃペーストに牛乳・コンソメを加え弱めの火で温め、コンソメが溶けたら味を見て塩・コショウを加えて味を整えて出来上がり!

豆知識コラム

かぼちゃの旬

かぼちゃの旬は9~12月です。
かぼちゃは収穫仕立ての新鮮なものよりも、1~2か月貯蔵して熟成させることで甘味が増します。貯蔵することで、カロテンの量が増えて栄養価も増します。

かぼちゃの選び方

丸ごとの場合は、ずっしりと重いものを選びましょう。ヘタがよく枯れているのは完熟していて甘味が強い印です。カット売りの場合は、種が大きく肉厚で、色が鮮やかなものを選びましょう。タネとタネの間にすき間があるものは熟しすぎなので避けましょう。

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