材料(約3~4人分)
- 仕上がり量 約365g
- 乾燥小豆
- 150g
- 砂糖
- 生餡の6割
- 水
- 生餡の2割
作り方
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- 1
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- *今回は風味の良い北海道産小豆を使用しています。
*今回はコクとしっとり感のある上白糖を使用しています。
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- 2
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- *糖分量は一般的に使いやすい甘さにしています。あとはお好みで調整して下さい。
*水分量は仕上げ時に使用する量です。作業途中で使用する水はその都度掲載しています。
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- 3
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- 【準備】
虫食いや変色している豆、かけている豆を取り除いて分量準備する。
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- 4
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- 小豆をボウルに入れ水洗いする。
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- 5
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- 厚手の鍋に小豆を入れ、豆の上1.5cmを目安に水を加えて火にかけ、強火で沸騰させる。
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- 6
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- 7
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- 豆が浮いて皮にシワがよってきたら300ccの冷水で差し水をして湯の温度を下げる。
かわりに茹で汁を同量取り出して捨てる。
*湯量は常に一定量を保つようにしてください。
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- 8
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- 湯の量が多過ぎると豆が踊って割れる原因になります。
逆に湯量が少な過ぎて豆が顔を出してしまうと均一に火が通りません。
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- 9
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- 10
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- 7~9 の作業を数回繰り返す。(目安3~4回)
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- 11
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- 12
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- 豆の皮のシワがのび、大きさが2倍に膨らんだら火からおろす。
*火が通り過ぎると豆が割れる原因になります。
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- 13
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- 水をはったボウルにザルをセットして豆をあける。
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- 一度水を取り替え、ザルを優しくゆすって表面についた渋を洗い流す。
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- 15
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- 豆を鍋に戻し、ヒタヒタの量の湯を加える。少しずらしてフタをし、ごくごく弱火で炊く。
*弱火は豆が踊らない程度のごく弱火の事です。
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- 16
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- 火が強すぎても湯が多過ぎても皮が破れる原因になります。
面倒でも湯量はこまめにチェックするようにしてください。
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- 18
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- 簡単に指でつぶれるくらい皮まで柔らかくなったら火を止めてフタをし、30分程蒸らす。
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- 19
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- 20
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- 【作り方】
【ポイント!】
ザル→30メッシュ→60メッシュと段々と目の細かい漉し器で漉してなめらかな餡にします(19~33)。
煮上がった豆をザルにあけ、ザルの下にボウルを
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- 21
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- セットする。
豆をお玉の背などでつぶす。途中で水(適量)をかけながらしっかりと漉す。
ザルに残った皮は取り除く。
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- 22
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- 23
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- 24
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- 次にザルを30メッシュの漉し器に変え、23の漉し汁を注いでより細かい皮を取り除く。
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- 25
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- ここでも漉し器に餡が残らないよう途中で水(適量)をかけながら作業する。
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- 26
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- 27
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- 28
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- 最後に30メッシュの漉し器を60メッシュ(絹目)の漉し器に変え、同様に27の漉し汁を注いでさらに細かい皮を取り除く。
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- 29
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- 30
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- 31
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- ザル→30メッシュ→60メッシュと漉していくごとにだんだんと餡がなめらかになっているのが分かると思います。
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- 33
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- 34
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- ボウルにたまった漉し汁が沈殿するのを待ち、沈殿したらそっと上水だけ捨てる。
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- 35
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- 36
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- 再び水(適量)を注いでかき混ぜ、沈殿するのを待つ。
沈殿したらそっと上水だけ捨てる。
この作業を上水が半透明になるまで数回繰り返す。
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- *晒し過ぎると豆の風味がなくなります。(目安3~4回)
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- 37の上水を捨てる。
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- ザルに晒し布巾を広げ、漉し汁を注いできつく絞る。(生餡の完成)
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- 41
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- 42
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- *餡がポロポロの状態になるまで完全に水気を絞ること。
*ここで出来上がった生餡の分量を量っておく。
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- 43
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- 銅鍋にふるった上白糖と水を入れて強火にかけ、砂糖を煮溶かす。
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- 42で出来上がった生餡の半量を加えて強火で練る。
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- 45
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- フツフツとしてきたら残りの生餡も加えて強火で練る。
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- 47
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- 木杓子ですくって落とした時に山が出来る固さになれば練上がり。
*焦げないよう注意。
*餡は冷めると固くなります。
ここでは餡玉に丸められる固さで紹介しています。
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- 火を止め、餡を鍋肌にはりつけて水分を飛ばして粗熱をとる。
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- バットなどに小分けにして移し、かたく絞った濡れ布巾をかぶせて冷ます。
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- 50
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- 完全に冷めたら布巾の中でひとまとめにする。
おいしくなるコツ
下準備が大切です。小豆は火にかけるとどんどん様子が変わっていきます。
変化を見逃さないように注意して下さい。
【道具のお手入れ方法】
枠の間に残った汚れは洗って乾燥させた後、歯ブラシなどで優しくこすってあげると取れます。
きっかけ
和菓子の基本!自家製餡の作り方『小豆漉し餡編』として作りました。
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中でも漉し餡は手間が掛かりますが、その分手作りの美味しさは格別!作り方をマスターしてあなただけの餡を作ってくださいね。