ぐりとぐらのカステラ（絵本とそっくりに作ろう！） レシピ・作り方

作り方

1. 1 直径18cm～20cmのフタ付きフライパンを使います。
   
   あらかじめフライパンの内側全面にバターまたはマーガリンを塗っておきます。（焼き上がったカステラを取り出しやすくするため。）

   

2. 2 フライパンに合うフタが無いときは、金属製のボウルやアルミホイルで代用することもできます。
   
   ただし熱くなるので火傷に注意してください。

   

3. 3 薄力粉をふるいでふるいます。
   
   （混ぜたときにダマになってしまうのを防ぐためです。）

   

4. 4 卵を割り、卵黄３個分と卵白２個分をそれぞれ別のボウルに入れます。
   
   （残りの卵白１個分はここでは使いませんので、別の料理に使ってください。）

   

5. 5 バターを湯せんまたはレンジで加熱して溶かします。

   

6. 6 ボウルの中の卵黄をほぐして、牛乳、溶かしたバター、グラニュー糖（半量）を加えます。
   
   グラニュー糖が溶けるまで混ぜ合わせます。

   

7. 7 グラニュー糖が溶けたら、ふるっておいた薄力粉を全量加え、さらに混ぜ合わせます。

   

8. 8 全体がなめらかで均質になるまで、よく混ぜ合わせてください。

   

9. 9 つぎに卵白を泡立てます。
   手でやると大変なので、電動ハンドミキサーがおすすめです。
   
   ボウルやハンドミキサーに油やバターが付いていると泡立ちにくくなるので気を付けてください。

   

10. 10 全体がある程度泡立ってきたら、先ほどの残りのグラニュー糖を全部入れ、さらに泡立てます。

    

11. 11 しっかりとかたく泡立ててください。
    
    ボウルを逆さにしても落ちてこないくらいのかたさが目安です。

    

12. 12 泡立てた卵白に8を流し入れます。

    

13. 13 ヘラで底の方からすくい上げるようにしながら混ぜ合わせます。
    
    ボウルの底に混ざってない部分が残りやすいので気を付けてください。
    
    色ムラが無くなってきたらＯＫです。

    

14. 14 できた生地をフライパンに流し入れます。
    
    （フライパンにバターまたはマーガリンを塗るのを忘れずに。）
    
    フライパンを台などの上にトントンと落とし、生地の中の大きい気泡を出します。

    

15. 15 フタをして火にかけます。
    火加減はごく弱火。
    これ以上絞ったら消えてしまうというくらいの弱火にしてください。
    
    火が強いと、生地の中まで火が通る前に底の方が焦げてしまうからです。

    

16. 16 【火加減、追記】
    
    普通のガステーブルだと最弱火でもまだ火が強すぎて途中で焦げ付くことが多いようです。
    
    ポータブルのガスボンベコンロならぎりぎりまで弱火にできるのでおすすめです。
17. 17 フタをしたまま、30～60分くらい焼くとふくらんできます。
    
    フタをするのは蒸し焼きにするためなので、蒸気を逃がさないために、30分くらいまではフタを開けないようにしてください。

    

18. 18 焼き上がりの目安。
    　↓
    ・見た目で表面の水っぽさが無くなる。
    ・ふちが焦げてくる。
    ・くしを刺しても何もついてこない。

    

19. 19 焼きあがりました。
    
    絵本と同じきいろいふわふわのカステラ。

    

20. 20 裏はこんがり。
    
    ごく弱火で長時間焼くことで、ムラの少ない焼き色をつけることができます。
    
    火が少しでも強いと焦げ付いてしまいますから注意してください。

    

21. 21 お好みで盛り付けてください。
    写真の例ではホイップクリームを添えています。
    はちみつやジャムをつけてもおいしいです。
    
    でも、おすすめなのは‥‥

    

22. 22 お子さまといっしょなら、絵本の動物たちのように直接フライパンから手でちぎって食べるのが楽しいです。
    
    ただし、火傷をしないように、フライパンがある程度冷めてからにしてください。