材料(3人分)
- A 北耆/黄耆
- 10g
- A 党参(トウジン)
- 21g
- A 枸杞子(クコシ)
- 15g
- A 玉竹(ギョクチク)
- 21g
- A 熟地 (ジュクジ)
- 8g
- A 当帰(トウキ)
- 3g
- A 川芎(センキュウ)
- 5g
- A 香料(白胡椒、シナモン、八角)
- 20g
- 骨つき豚肉(リブ)
- 300-600g
- タマネギ(なくてもよい)
- 2個
- 人参(なくてもよい)
- 1本
- ごぼう(なくてもよい)
- 1/2本
- 水
- 1.5L
作り方
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- 1
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- 3L鍋に水1.5L、Aの生薬を全て入れる。
今回は野菜たっぷりのスープにする為、水量を本来(骨つき肉とだけ煮る場合)の2.5Lから減らしています
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- 2
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- タマネギは半分に、人参は乱切りにする。ごぼうは皮を削いで7㎜程度の薄切りに。
他の薬膳スープと異なり、煮込み時間が30分と短いので、野菜は少し小さめ(薄目)に切る。
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- 3
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- 野菜(タマネギ、人参、ごぼう)と骨つき肉を先の鍋に入れ、強火で沸騰させる
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- 4
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- 灰汁をとる
蓋をして弱~中火(IH10段階の3-4)で30分間煮る
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- 5
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- 火を止め加塩する。
※本来、このように加塩は一番最後なのですが、筆者は必ず忘れてしまうので、先に入れる場合が多いです。お好みで。
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- 6
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- 出来上がり
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- 7
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- 北芪(黄耆:おうぎ)
利尿作用,血庄降下作用強壮。強心,利尿,止汗作用をして,虚弱体質,栄養不良,汗機能不全,急性,慢性腎炎などに応用する。
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- 党参:強壮薬として、食欲不振、疲労倦怠、咳嗽、口渇などに応用。
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- 9
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- 枸杞子
肝や腎を養い、強壮剤としても用いられる。虚労やめまい、血圧 血糖値 コレステロール降下に効くと言われている。
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- 10
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- 玉竹
消炎性滋養、強仕作用により、虚弱体質者の口渇、咳戚、発熱自汗、多汗、多尿、遺精などに効くと言われている。
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- 熟地: 生の地黄を酒と共に蒸したもの
血糖降下、強心、血圧上昇、利尿、緩下などに用いる
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- 12
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- 当帰:冷え性、月経不順、貧血を主訴とする婦人病などに用いられる
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- 川芎:補血,強壮,鎮静,鎮痛,駆お血薬として,冷え性,貧血,月経障害などに応用
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- 香料:白胡椒、シナモン、八角。紙パックに包んだまま、煮ること。少量を紙パック無しで足してもよい。
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- 今回参考にしたのはこちら(Bee’s brand 蜂标药材肉骨茶 100G)
煮込んだ後でも硬くて食べられない生薬(例:北芪)があります。食べるときによけてください。
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- 生薬効能は、ナツメ社「基本としくみがよくわかる東洋医学の教科書」、ウチダ和漢薬「生薬の玉手箱」、富山大学和漢薬データベース等から収集しました。
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- 【裏技】
スープの味に飽きたり、いまいちと感じた場合、味噌をお好みの量入れ、ラーメンとして食べてみてください。スープを捨てず全部飲むために薄味がおススメです
おいしくなるコツ
土鍋があると最高ですが、無ければ筆者の様にステンレス鍋で。
本来バクテーに野菜は入れませんが、筆者はこれだけで食事にするため、あえて入れています。
きっかけ
シンガポールでは、安価な漢方スープセットが容易に手に入り、レシピは不要ですが、出国後も生薬を自分で組み合わせて再現できる様、配合記録目的でレシピ化しました。
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