緑の葉野菜(グリーン)とフルーツ、そして水をミキサーで混ぜ合わせて作ったものを「グリーンスムージー」と言います。私たちの食事の半分以上は、米や麺類、パン、イモ類などの炭水化物で、野菜も根菜が中心。葉野菜やフルーツを摂る量はとても少なく、サラダにして食べるといっても限界があります。食材をミキサーで細かく砕く「グリーンスムージー」なら、その葉野菜とフルーツを簡単に効率よく、たっぷり体に取り入れることができます。
グリーンスムージーを作るときに、気になるのがグリーンとフルーツの割合。決まりはありませんが、グリーン4に対してフルーツが6ぐらいにすると飲みやすいそうです。しかし、これはあくまでも参考ですので、一人ひとりの好みでバランスを調節して、おいしく&楽しく続けましょう。
- ※1 柑橘は、標準的なオレンジの大きさが目安。みかんのような小さいものは3個、グレープフルーツのような大きいものは1個など、大きさによって調整する(レモンなど酸味の強いものは控えめに)
- ※2 お好みのフルーツは何でもOK!
- ※3 グリーンはお好きなものを1種類。グリーンのパックは、スーパーなどで売っている標準的なビニールパック入りが目安
- ※ 4対6の比率は、重さではなく見た目の分量
誰でも簡単に作れる手軽さと、見た目からは想像できないおいしさ。そして、飲み続ける中でデトックス効果による美容効果や体型の変化、体の不調の解消など、次々と嬉しい効果を感じる人も多いのが「グリーンスムージー」の人気の秘密です。また、自分のライフスタイルに合わせて始められるのも大きなメリット。何をやっても三日坊主だった人も続けられる、新しい健康&美容法です。
■仲里園子
大手百貨店内セレクトショップ勤務を経て、2004年に出産した息子のアレルギーをきっかけに食生活を見直し、独学でローフードを学ぶ。2009年に妹の山口蝶子とともに日本初のロースイーツ専門店Shalimar de la TefuTefu(シャリマ・ドゥ・ラ・テフテフ)を立ち上げ、レシピ開発やレシピ提供を行っている。■山口蝶子
外資系PR会社、ファッション業界紙の記者として翻訳、編集を行い、2009年に独立後、フリーランスの翻訳家、ライターとして活動する傍ら、姉とともにShalimar de la TefuTefuを立ち上げ、グリーンスムージーサイトGreenSmoothie.jpも運営。2010年には、グリーンスムージーの考案者であるヴィクトリア・ブーテンコの代表著書『グリーン・フォー・ライフ』(高木書房刊)の日本語訳を手がけ、来日講演では通訳を務めることも。