Let's Green Smoothie [グリーンスムージーで、スーパーデトックス]

現代人に圧倒的に不足している食物繊維や栄養素を、ムリなく、おいしく、手軽に摂れると話題の「グリーンスムージー」。その魅力にいち早く着目し、日本に広げた姉妹ユニット「シャリマ・ドゥ・ラ・テフテフ」の仲里園子さんと山口蝶子さんが開催するセミナーは予約がとれないほどの人気ぶり。そんなお二人に「グリーンスムージー」の人気の秘密と魅力、夏にぴったりなレシピを伺いました!

初夏に楽しみたい、おすすめのグリーンスムージー
おすすめのレシピを、3弾にわたってお届けします! お楽しみに♪

  • 【基本レシピ】ビギナースムージー
  • 【第1弾】トロピカルグリーンスムージー
  • 【第2弾】真夏のすいかグリーンスムージー
  • 【第3弾】ベリー&マンゴーグリーンスムージー

「グリーンスムージー」って何?

緑の葉野菜(グリーン)とフルーツ、そして水をミキサーで混ぜ合わせて作ったものを「グリーンスムージー」と言います。私たちの食事の半分以上は、米や麺類、パン、イモ類などの炭水化物で、野菜も根菜が中心。葉野菜やフルーツを摂る量はとても少なく、サラダにして食べるといっても限界があります。食材をミキサーで細かく砕く「グリーンスムージー」なら、その葉野菜とフルーツを簡単に効率よく、たっぷり体に取り入れることができます。

グリーンスムージーの黄金比率

グリーンスムージーを作るときに、気になるのがグリーンとフルーツの割合。決まりはありませんが、グリーン4に対してフルーツが6ぐらいにすると飲みやすいそうです。しかし、これはあくまでも参考ですので、一人ひとりの好みでバランスを調節して、おいしく&楽しく続けましょう。

黄金比率の図
  • ※1 柑橘は、標準的なオレンジの大きさが目安。みかんのような小さいものは3個、グレープフルーツのような大きいものは1個など、大きさによって調整する(レモンなど酸味の強いものは控えめに)
  • ※2 お好みのフルーツは何でもOK!
  • ※3 グリーンはお好きなものを1種類。グリーンのパックは、スーパーなどで売っている標準的なビニールパック入りが目安
  • 4対6の比率は、重さではなく見た目の分量

グリーンスムージーが人気なワケ

誰でも簡単に作れる手軽さと、見た目からは想像できないおいしさ。そして、飲み続ける中でデトックス効果による美容効果や体型の変化、体の不調の解消など、次々と嬉しい効果を感じる人も多いのが「グリーンスムージー」の人気の秘密です。また、自分のライフスタイルに合わせて始められるのも大きなメリット。何をやっても三日坊主だった人も続けられる、新しい健康&美容法です。

  • 【毎日飲みたくなるおいしさ】 フルーツジュースのような味わいに、葉野菜が加わることでとても爽やかな飲み口に。初めて飲んだ人は、見た目に反したおいしさにビックリするかもしれません。フルーツで味をごまかしているのではなく、葉野菜とフルーツが味を引き立て合って生まれるおいしさが魅力です。使う食材ごとに味が全く変わり、同じ材料を使ってもその日の野菜やフルーツの状態によって味わいが変化。飽きることがないから、毎日飲み続けることができます。また、「グリーンスムージー」にすることで、苦手な食べ物を克服する人も少なくありません。よりおいしさを追求するために、葉野菜はできるだけ新鮮なもの、フルーツは熟したものを使うことをおすすめします。
  • 【とにかく簡単で、作るのが楽しくなる】 ザクザクと食材を切り、ミキサーで混ぜるだけ。忙しい人や面倒くさがりな人でも、5分で簡単に作ることができます。何もしたくないほど疲れている日は、みかんやバナナといった包丁を使わなくてもよいフルーツを選んで、葉野菜を手でちぎって入れるだけでもOK! また、続けるうちに、食材の組み合わせを考えるのが楽しみになります。量のバランスを変えてみたり、新しい食材を取り入れてみたり、と試す中で、自分の好きな味に出合えたときは喜びも大きいもの。さらに野菜やフルーツを買うことで、季節を感じられるように。店頭に並ぶ食材を見て四季の移り変わりを知り、旬の食材を口にすることで、自然とも繋がることができます。
  • 【面倒なルールがないから、ずっと続けられる】 健康によく、美容効果が高いとわかっていても、面倒なルールがあると続かないもの。けれど、「グリーンスムージー」は、葉野菜とフルーツのみを使うこと以外にルールはありません。好きな食材で、好きな量を飲めばよいので、ライフスタイルに合わせてムリなく取り入れられます。レシピは、あくまで目安。例えばサッパリしたものが飲みたいからオレンジをレモンに、キウイをパイナップルに、といったカスタマイズも自由です。1つだけ気をつけるとするなら、「グリーンスムージー」は“食事”と位置づけ、ごはんと一緒に摂らないこと。単体で飲むことで消化の負担を最小限に抑えられるので、前後40分~1時間は食事を控えるのがベストです。
  • 【体の変化をすぐに実感しやすい】 人によって違いはあるものの、肌の調子がよくなったり、むくみがとれたり、便通がよくなったり、と様々な効果が表れ、早い人は数日~1週間で何かしらの変化を感じるようです。葉野菜はとても栄養価が高く、ビタミンやカルシウムはもちろん、たんぱく質の素・アミノ酸も豊富。また、抗酸化物質である食物繊維が体の酸化を抑えるので、アンチエイジング効果も期待できます。続けることで、次第に自分の体の状態も把握できるように。現代人は空腹か、そうでないのか、また、いつが満腹なのか分からず、食べ物を口にすることもあるようですが、「グリーンスムージー」を飲み続けると自分の体が欲しているものや状態を、感じられるようになります。
  • 【毎日の生活がハッピーになる!】 体と心は密接に繋がっているもの。「グリーンスムージー」で体の不調が解消されると、エネルギーが湧いてきて気持ちも前向きになります。例えば、今までダイエットに何度も失敗した経験を持つ人や、忙しくて野菜を冷蔵庫でダメにしてしまっていた人も、グリーンやフルーツをたっぷり摂る健康的な生活を続けられていることで、自分に自信を持つことができます。また、「グリーンスムージー」で体が満足しているため、間食が減少。甘いものやジャンクフードを食べたい欲求に流されるのではなく、嗜好品を嗜好品として楽しめるように。「グリーンスムージー」は、おいしく楽しく続けられ、心身ともに美しく、ハッピーな気持ちになれる魔法の飲み物なのです。

「グリーンスムージー」の基本レシピを押さえよう!

ビギナースムージー

材料(1ℓ分)
オレンジ 2個
キウイ 1個
バナナ 1本
ほうれん草 1/4パック
水 1カップ
作り方
① オレンジは皮をむいて、種があれば取る。包丁で適当な大きさに切る。
② キウイはヘタを落として皮ごと適当な大きに切り、バナナは手でちぎってジューサーに入れる。
③ ほうれん草は約5cmの長さに切る。
④ 水は少なめに入れるとトロリとなり、多めならサラっとした飲み口になるので、好みの濃度で加える。

レシピを見る

ビギナースムージー
仲里園子・山口蝶子

【先生の紹介】仲里園子・山口蝶子|気軽にハッピーに生活にローフードを取り入れる方法を提案する姉妹ユニット。

仲里園子
大手百貨店内セレクトショップ勤務を経て、2004年に出産した息子のアレルギーをきっかけに食生活を見直し、独学でローフードを学ぶ。2009年に妹の山口蝶子とともに日本初のロースイーツ専門店Shalimar de la TefuTefu(シャリマ・ドゥ・ラ・テフテフ)を立ち上げ、レシピ開発やレシピ提供を行っている。

山口蝶子
外資系PR会社、ファッション業界紙の記者として翻訳、編集を行い、2009年に独立後、フリーランスの翻訳家、ライターとして活動する傍ら、姉とともにShalimar de la TefuTefuを立ち上げ、グリーンスムージーサイトGreenSmoothie.jpも運営。2010年には、グリーンスムージーの考案者であるヴィクトリア・ブーテンコの代表著書『グリーン・フォー・ライフ』(高木書房刊)の日本語訳を手がけ、来日講演では通訳を務めることも。

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