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ダイエット成功は生理周期を知ることがポイント!

生理周期による色々な不調や気分の問題で、ダイエットが上手くいかなくなることは、多くの女性の方は感じたことがあるでしょう。これらは、ホルモンが大きく影響していますが、女性ホルモンには、生理後半から排卵までの間に多く分泌されるエストロゲンと、排卵後から生理開始までの間に多く分泌されるプロゲステロンがあります。

エストロゲンが分泌されている間は、水分や老廃物が排出されやすく、脂肪燃焼もされやすいので、ダイエットに最適な時期です。逆に、プロゲステロンが分泌されている間は、むくみや脂肪がつきやすく、ストレスも感じやすくなるので、これらのホルモンの特徴をよく知ってダイエットに取り組むことがポイントになります。

生理前は体重がちょっと増えてもOK!?

生理前は、体重が増えがちですが、ここで無理に体重を減らそうとする必要はありません。増えた体重は、水分も多く、また、生理が終われば自然と減るので、ダイエット中でも1㎏前後は増えても気にしないようにしましょう。冷えを感じるとより不調を感じやすい時期なので、根菜を使ったメニューや、温かいスープなどで、体を温めることを意識するとよいでしょう。

また、ストレスを感じやすい時期なので、リラックス効果のあるハーブティーを飲んだり、抗ストレス作用のあるビタミンCや、むくみに効果のあるカリウムが両方多く含まれているフルーツの摂取を心がけるとよいでしょう。ただし、バナナ・パイナップル・みかんなどの南国のフルーツは体を冷やす性質があるので、体を温めたい時は、りんご・オレンジ・ぶどうなどの果物を選ぶのがおすすめです。いずれにしても、生理前や生理中は、心身ともに不調になりがちなので、食事や運動の面でもあまり無理をしないことが大切です。

生理が終わったら、食事に心がけましょう!

生理が終わった後は、体重が減りやすいので、バランスのよい食事を意識し、運動にも積極的に取り組むとよいでしょう。また、次回の生理が重くならないように、生理前に限らず日頃からから気を付けるとよい食事のポイントがあります。

女性は生理中でなくても慢性的に鉄分が不足しがちなので、レバーや青菜、あさり、大豆製品などの鉄分の多いものを摂取することを心がけるとよいでしょう。また、月経前症候群を緩和させる働きのあるビタミンB6を多く含む、レバー、ささみ、カツオ、マグロ、鮭、バナナやアボカドなどを意識して取るのもおすすめです。

(テキスト:岡田 あや)
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このテーマの作者紹介

岡田 あや

大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業。
株式会社シダックスにて社員食堂・病院で献立作成、厨房業務、衛生管理指導などの委託給食業務に携わる。
その後、特定検診・保健指導で、メタボリックシンドロームの方を対象にした栄養指導、料理サイトのコラム執筆、テレビ出演などを中心に活動している。

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