卵1個で型が不要のデコレーションケーキ レシピ・作り方

作り方

1. 1

   オーブンを180度に予熱しておく。天板にオーブンシートを敷いておく。薄力粉を篩でふるっておく。材料を計量しておく。

2. 2

   卵白と砂糖の半量をボウルに入れ、鍋などに50℃程度の湯を用意してボウルの底を当て湯煎しながら泡立てる。
   ボウルに湯が入らないように注意する。

3. 3

   ある程度泡立てたら湯煎から外し、残りの砂糖を加えて泡立て器の跡が付くようになるまで泡立てる。
   卵白を先に泡立てると共立てより泡立ち易く、粉やバターの混ぜ方が下手でもある程度大丈夫。

4. 4

   卵黄を３のボウルに入れて、混ぜる。
   ボウルの端に付いた材料も無駄にならないようにゴムベラでこそぎとって混ぜておく。
   少量で作るレシピなので、道具類に付いてしまう材料も貴重です。

5. 5

   薄力粉を４のボウルに入れて、泡を消さないようにゴムベラでボウルの底から生地をすくい上げるようにして混ぜる。ぐちゃぐちゃかき混ぜるのは駄目。粉が見えなくなりかけた時点でストップ。

6. 6

   牛乳とバターを電子レンジなどで20～40秒ほど温めて、バターを溶かす。
   熱いくらいの温度になるのが理想。
   工程７のため、ちょっと大きいかなと思う大きさの容器で温めること。

7. 7

   ５の生地を少量６に加えて混ぜてから、５のボウルに全部戻し、さっくり混ぜる。
   時間が経つと生地が膨らみ難くなるのでここからは手早く作業したほうがいい。

8. 8

   オーブンシートを敷いた天板の上、3枚程度、12cmほどの丸になるよう生地を流す。(丸以外でも良いですが。)
   出来れば丸口金を付けた絞り出し袋に生地を詰めて渦巻き状に絞るのがベスト。

9. 9

   180度で12～15分ほど焼く。
   触ってみて弾力のある生地に焼きあがったら、網等の上にオーブンシートごと載せて冷ます。

10. 10

    焼きあがった形が崩れていたら、綺麗に切るか型抜きする。
    切る場合は、丸く切った厚紙や丸い皿などを当ててナイフを沿わせると綺麗な形に切り抜ける。

11. 11

    ポンシュ打ちます。シロップ(ガムシロップを半量の水で溶いてもいい)をスポンジ表面に優しく刷毛などで塗る。少量の洋酒を混ぜても香りが良い。

12. 12

    生クリームに6～10％の砂糖を加え、ボウルの底を氷水に当てて冷やしながら、7分立てに泡立てる。香料などを適宜、加える。
    植物性ホイップクリームの場合はダレやすいので、20参照。

13. 13

    一段目にクリームを広げる。
    苺ピューレや溶かしたチョコを混ぜたクリームにしても美味しい。写真のは苺クリーム。

14. 14

    苺など、挟みたいフルーツをクリームに埋め込み、更にクリームを乗せる。

15. 15

    同様に２段目３段目とスポンジを重ねてケーキを組み立てる。
    写真のケーキの2段目は1段目のスポンジより小さくしてある。

16. 16

    一番上のスポンジを重ねたら、クリームを乗せ、スパチュラ(パレットナイフ)などで平らに均す。側面にもクリームを塗り、均す。

17. 17

    フルーツを飾ってナパージュで艶出ししたり、クリームを絞ったりして飾る。
    使うフルーツによってはゼラチンで作るタイプの手製ナパージュは使えないので注意。
    ペクチンを使ったもの推奨。

18. 18

    ちなみにチョコケーキの中はこういう構造になっている。
    
    ◆チョコクリーム◆
    レシピID: 1310005178

19. 19

    形もサイズも自由自在なのでハート形に生地を焼いてハートのケーキも。
    写真のケーキはラズベリーのナパージュで表面をコーティングしたもの。

20. 20

    植物性クリームの場合、ゼラチンを１～1.5ｇ用意。大匙１の水でふやかし、電子レンジ等で沸騰させないよう注意し加熱して溶かす。
    7分立てクリームに加えて、ミキサーなどで一気に混ぜる。