材料(6~人分)
- 栗
- 500g~
- 砂糖
- 230g(手順17参照)
作り方
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- 1
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- 便宜的に分量を書いていますが、作りたい栗の量で大丈夫です。砂糖の量は手順17で計量して調整します。
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- 2
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- 【皮剥き】
鍋に栗を入れて、水をかぶるくらいに入れて火にかける。
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- 3
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- 沸騰したら火を止めて、触れる温度になるまで放置する。
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- 4
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- 栗のお尻(ガサガサしている丸い方)に包丁で切れ目を入れる。
※鬼皮(外側の固い皮)だけに切れ目を入れます。
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- 5
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- 切れ目を起点に鬼皮を剥く。
※渋皮(内側の薄い皮)を傷つけないように注意して剥きます。
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- 6
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- ご参考に鬼皮を剥いた後の写真です。
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- 7
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- 乾燥すると割れやすくなるので、剥いた後は水に入れておきます。
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- 8
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- 丁寧にしても渋皮が傷つくものも出てきます。
渋皮を全部剥いて栗ご飯など他に転用するのも良いですし、自家用であれば砕ける前提でそのまま渋皮煮しても良いかと思います。
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- 9
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- 【下茹で】
鍋に栗とかぶるくらいの水を入れて、火にかける。
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- 10
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- 沸騰したら弱火にして、10分ほど煮る。
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- 11
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- 別鍋にお湯を沸かす。
※水だと渋皮が縮んで破れやすいので、お湯で入れ替えます。別鍋を使わずとも煮汁を捨てて、ポットに沸かしたお湯で入れ替えてもよいです。
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- 12
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- 栗だけを別鍋に移し、10分ほど煮る。
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- 13
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- 手順11~12を5~6回ほど繰り返す。
※写真は6回目の後です。煮汁の色が薄くなってきます。
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- 14
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- 手で触れる温度になったら、栗を取り出す。
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- 15
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- 渋皮を優しく擦って、残っている繊維を取り除く。
写真の様に溝は爪楊枝を使うと取りやすいです。
※渋皮を傷つけないように優しく扱ってください。
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- 16
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- ご参考に残った繊維を除いた後の写真です。
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- 17
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- この状態で重さを計り、半分の重さの砂糖を計量する。
※今回は470gだったので、約半分の230gの砂糖を使用しました。
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- 18
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- 鍋に栗、手順17で計った砂糖の半分、水をかぶるくらい入れて火にかける。
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- 沸騰したら弱火に落として、10分ほど煮る。
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- 【ワンポイント】
途中でアクを取れば、雑味が減って丁寧な仕上がりになります。
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- 21
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- 残りの砂糖を追加して、20分ほど煮る。
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- そのまま冷ませば、できあがり!
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- 23
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- 【保存と日持ち】
清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で保存してください。
日持ちは5日ほどを目安に。
おいしくなるコツ
渋皮に傷つけないように丁寧にあつかうことです。
後はひたすら煮るだけです。
きっかけ
丸々とした美味しそうな栗を入手しました。
せっかくなので、可食部が最大に取れる渋皮煮にしてみました。
また、食品用の重曹がなかったので、茹でこぼしを繰り返してアク取りしています。
時間はかかりますが、丁寧に作った自家製「渋皮煮」の味はひとおしです。