材料(6~8人分)
- ■タルト生地
- 薄力粉
- 80g
- 塩
- ひとつまみ
- 無塩バター
- 45g
- 卵黄
- 6g
- 水
- 10g
- ■フィリング
- グラニュー糖
- 150g
- 水
- 大1
- 無塩バター
- 50g
- りんご(正味)
- 800g
作り方
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- 1
- 下準備
・型に油脂(分量外)を塗る。
・薄力粉、塩を合わせてふるい、冷蔵庫で冷やす。
・バターを1cm角に切り、冷蔵庫で冷やす。
・焼成前にオーブンを220℃に予熱する。
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- 2
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- タルト生地作り
ボールに入れて冷やした薄力粉と塩の上に、角切りにしたバター入れ、バターが細かくなるまでパイブレンダーで切り込む。
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- 3
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- 粉とバターを手のひらですくって、体温で溶けないように手早く両手ですり合わせ、黄色っぽい砂のような状態にする。
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- 4
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- 卵黄と水を合わせて溶き混ぜ、3の全体に散らすように加えて、ゴムベラかドレッジで切るように混ぜる。
ひとまとまりになればラップの上に取り出して包み、冷蔵庫で半日程寝かせる。
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- 5
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- 生地をめん棒で直径18cmの円にのばす。冷蔵庫で使用するまで冷やしておく。
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- 6
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- フィリング作り
大きめの鍋にグラニュー糖と水を入れ、火にかける。
グラニュー糖が溶け、全体が濃い茶色に色付いたところで火を止めてバターを加え溶かす。
(はねるので注意)
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- 7
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- 四つ割りにして芯を除いたりんごを6の鍋に入れて中火にかける。
時々りんごの向きをかえながら、りんごがやわらかくなるまで20~30分煮る。
(形を崩さないように注意)
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- 8
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- 形のきれいなりんごから、丸い部分を下にして並べ、全て型に詰める。煮汁も底や周囲に行きわたるように一緒に型に入れる。
(煮汁の量が多いようなら、鍋で煮つめて濃度をつけるとよい)
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- 9
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- 5の生地にフォークかピケローラーなどで空気穴をまんべんなくあけ、8のりんごの上にかぶせる。
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- 10
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- 220℃のオーブンで30~40分焼く。型に入れたまま粗熱をとり、冷蔵庫で一晩休ませる。
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- 11
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- 型の周囲を湯であたためたら皿をかぶせてひっくり返し、型からはずして完成。
好みで泡立てた生クリーム(分量外)を添える。
おいしくなるコツ
6の工程では、焦がし過ぎると苦くなり、逆に足りないと色が薄くなるので注意して下さい。
火を止めた後、余熱で火が入ることを考慮すると焦がし過ぎを防げます。
型にりんごを入れすぎると焼成中で果汁が溢れるので、りんごの入れ過ぎに注意します。
きっかけ
酸に強いステンレス製のトルテ型を使用して、たっぷり林檎を使ったタルトタタンを作りました。
キャラメルのコクと甘酸っぱいりんごの組み合わせが、なんともいえな美味しさのお菓子です。