「土用の丑の日」びっくり!「なす」が「うなぎ」の蒲焼に大変身!
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- 2016/07/29 17:00
- 節約・家計管理
土用の丑の日なのにうなぎの値段が高すぎて食べられない!とお悩みの方に朗報!なすを使ったうなぎの蒲焼もどきは見た目も味もびっくりするほど本物に似ていますよ。とろとろのなすは食感も意外とうなぎっぽくて、大満足の一品に仕上がります。
うなぎは夏バテした体を元気にしてくれる栄養素がたっぷり含まれるため夏の滋養強壮の食材として人気。絶滅危機であるとされているうなぎの国内捕獲量が年々減っていくため、値段が上がっています。
そんなピンチで様々なうなぎの蒲焼の代替品が登場しています。例えば、スーパーなどではサンマや豚肉を蒲焼風に調理したものが販売されていたり、精進料理ではすりおろした蓮根を海苔にのせて揚げたらタレで煮た蓮根の蒲焼があります。
今回は家でも簡単にできる体を冷やしてくれる夏野菜のなすを使った「なすうなぎの蒲焼」をご紹介します。
なすのうなぎの蒲焼もどきをよりリアルにするポイント
・なすは大きめのものを選ぶとボリュームが出て、食べごたえがあります。
・切れ目や筋を入れることでうなぎの肉質を再現できます。
・こんがり焼き目をつけます。
・蒲焼のたれを煮詰めてしっかり絡めます。
・盛り付けには山椒や木の芽などを揃えることで見た目にも味にもリアルさが出ます!
なすのうなぎもどきで土用の丑の日を楽しもう!
材料 (2人分)
なす 大1本
油 適量
●めんつゆ 大さじ4
●酒 大さじ2
●砂糖 大さじ2
ネギ 適量
山椒 適量
木の芽 お好みで
刻み海苔 お好みで
ご飯 2杯分
作り方のポイント①
なすのヘタを落とし、皮をむいたら縦長に半分に切ります。1本ずつラップに包み、電子レンジ(500W)で約3~4分加熱します。
※なすの大きさによって加熱時間がかわるためまずは3分くらい加熱していくとよいです。
作り方のポイント②
①のラップをあけて切り口の方を上にし、半分くらいの厚さまで包丁で切れ目を入れます。切り込みからなすをやさしく平たく、薄くします。
※なすはレンジで加熱するとかなり熱くなりますので、ご注意を!ラップの上でなすを直接手でさわらないように切ると切りやすいです。また、平たく薄くする時はかなり柔らかいためやさしく作業をおこなうと失敗しません。
※薄くしすぎるとうなぎのふっくら感が損われるため、適度に薄くするのがよいです。
作り方のポイント③
②の切り口の面に横に切り目を細く入れます。
※切り込みでうなぎの質感を出します。最後に入れるよりこの段階で入れた方切りやすいので、オススメです。
作り方のポイント④
フライパンで油を熱し、③を加えて強火で両面焼き色が付くまで焼きます。
※しっかり焼き目を付けた方がうなぎっぽく仕上がります。
作り方のポイント⑤
●の調味料を混ぜ、④に入れ、スプーンなどを使ってタレをかけながら強火で30秒ほど煮つめ絡めます。
器にご飯を盛り付け、刻んだねぎをのせ、その上に「なすうなぎの蒲焼」をのせて、お好みで山椒や木の芽を添えれば出来上がり。この他にもきざみ海苔をのせてもおいしいです。
※なすはフライ返しを使って盛り付けするとキレイにできます。