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冬のおいしい時期に食べよう♪「かぶ」の魅力と簡単レシピ!正しい保存方法も

こんにちは、管理栄養士の植草真奈美です。

今回は冬に旬を迎える「かぶ」の魅力やおすすめの調理方法、正しい保存方法をお伝えします!
かぶは年に2回、旬を迎えますが、特に冬に採れるかぶは甘みが強いと言われています。

かぶは特に葉の栄養価が高く、葉も捨てずに食べたい野菜です。
かぶを丸ごと楽しめるおすすめレシピも紹介しますので、旬のかぶを楽しむ参考にしてみてくださいね。
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かぶの魅力

冬の代表的な野菜であるかぶは、葉にも栄養が多く含まれているため、根も葉もまるごと食べてほしい野菜です。

白い根の部分には消化酵素であるジアスターゼが含まれ、胃腸の働きを助けてくれます。
葉は特に栄養価が高く、β-カロテンやビタミンC、カルシウムを多く含んでいます!

かぶは葉付きのものが多く売られていますので、ぜひ葉も捨てずに食べましょう。
また、スーパーでかぶを選ぶときには葉の緑色が鮮やかでみずみずしいかぶを購入するようにすると◎

かぶはどう料理するのがおすすめ?

かぶの根の部分は甘みがあり、生で食べるとシャキシャキとした食感を楽しむことができます。
また、焼いたり、煮たり、蒸したりと加熱調理することで、食感や甘みが変化し、また違った味わいを楽しめます。

かぶの葉は、茹でたり、炒めたりして食べることができますが、茹でることでβ-カロテンの含有量が増えることがわかっています。
多めに茹でてストックしておけば、和え物にしたり、煮物に彩りで加えたり、いろいろな使い方ができて便利ですよ。

β-カロテンは油との相性がよいので、ごま油などを風味づけで加えるのもいいですね。

かぶの正しい保存方法は?

かぶは、買ってきたらまず葉を切り落とすのがポイントです。

葉がついていると根の水分を吸ってしまい、根がスカスカになってしまうので、葉と根は別々に保存します。

茎を3cm程度残して葉を切り落とし、根の部分は新聞紙にくるんでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。冷蔵保存の場合は、1週間程度保存が可能です。
切って固茹でし、冷凍しておけば1ヶ月程度日持ちし、凍ったまま料理にも使えるので、便利ですよ。

葉の部分は痛みやすいため、すぐに茹でて保存するのがおすすめです。
ラップに包んで冷蔵庫に入れ、2〜3日で使い切るようにしましょう。葉も茹でて冷凍保存すれば、1ヶ月程度日持ちします。
ここからは、楽天レシピに投稿されたレシピの中からおすすめの「かぶ」レシピをご紹介していきます!

かぶを使った主役のおかず「かぶと手羽元の酢醤油煮」

酢醤油でさっぱり食べられる、かぶと鶏手羽の煮物です。かぶは根だけでなく、葉も使いますよ。圧力鍋で仕上げていますが、ご自宅にない場合は、鶏手羽を鶏もも肉などに変えて、鍋で煮込んでも◎!
かぶと手羽元の酢醤油煮♪さっぱり♪ 手羽元、かぶ、カブの葉、●生姜、●酢、… by 京たまご8836

かぶを丸ごと味わう「かぶの簡単蒸し煮」

バターと塩、こしょうのみで簡単に作ることができる、かぶをまるごと使った蒸し煮です。旬だからこそ、このようなかぶの甘みをダイレクトに味わえるシンプルな調理もおすすめです♪
かぶの簡単蒸し煮 小かぶ、バター(あれば無塩、水、塩(美味しい塩、またはクレソル、粗挽き黒こしょう、… by はなまる子♪

寒い日に食べたい温かい1品「蕪のほっこりコンソメ煮」

かぶを根も葉も丸ごと使ってつくるコンソメ煮です。葉をベーコンで巻くだけで、とてもおしゃれなになりますね。寒い日にもぴったりな、ほっこり温まる1品です。
蕪のほっこりコンソメ煮 カブ(葉付き)、スライスベーコン、コンソメキューブ、白コショウ、マスタード by 野菜野郎

味噌との相性バツグン「豚肉とかぶの味噌炒め」

かぶを葉まで全部使って、豚肉と合わせた味噌炒めです。サッと炒めるだけで仕上がるメインのおかずは、忙しい日にも嬉しいですよね。煮物とはまた違ったかぶの食感が楽しめます。
豚肉とかぶの味噌炒め 豚肉(薄切りor切り落とし)、片栗粉、蕪、蕪の葉の部分、☆味噌、… by nori-noko

子どもの食事にもおすすめ「簡単!かぶの挽肉トロトロあんかけ」

ひき肉たっぷりのあんを絡めて楽しむ、かぶのあんかけ煮です。かぶがとろっと柔らかく仕上がりますよ。また、ひき肉を使用しているのでお子さんでも食べやすく、家族で楽しめる1品です♪
簡単!かぶの挽肉トロトロあんかけ かぶ(葉も) 、挽肉 、顆粒だし、しょうゆ 、酒 、… by アンanne
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このテーマの作者紹介

植草真奈美

管理栄養士・フードコーディネーター。保育園で栄養士の実務経験を積んだのち、大手料理教室へ。本社商品開発部でレシピ開発を担当後、ヘルスケア事業部の立ち上げに携わる。独立後はレシピ開発やコラム執筆をはじめ、セミナー講師、実業団への栄養指導のほか、離乳食メディアの監修なども手がける。

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