冬こそ必見!指先ビューティは毎日の食事で作られる!
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- 2015/12/11 07:00
- 健康・ダイエット
爪って何で出来ているの?
お肌、髪の毛の土台となっているたんぱく質ですが、実は爪もケラチンと呼ばれるたんぱく質の一種からできています。お肌や髪の毛のケアが必要なように、爪もしっかりとケアすることで美爪をキープすることが出来ます。
爪の状態は体からのSOS!?
わずかではありますが毎日伸びる爪の速度は生活習慣や血流量などによって個人差があるものの、爪全体の状態を見ることで食生活のチェックとしても役立ちます。この時期、特に多いお悩みの一つ乾燥ですが、年中爪の乾燥に悩まされている方はビタミンAや油分が不足している可能性があります。
ビタミンAはにんじんやほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれます。油分といっても肉の脂身やバターなどの動物性のものではなく、鮮度の良いオリーブ油や青魚に含まれる油分など、体に摂って負担のかかりにくい良質な油をとりましょう。ビタミンAは油と一緒に摂ることで吸収率がアップしますので、この時期は温野菜にオリーブ油をかけて頂くというのも手軽でオススメです。
爪が薄くてもろいという方は、エネルギーの代謝を助けるビタミンB群が不足している可能性があります。ビタミンB群は雑穀や豆類、肉や魚、乳製品などに多く含まれますので、極端な食事制限をしていると不足しやすくなります。
爪周りのお肌をケアしてワンランクアップのネイルケアを!
爪の下の皮膚は薄いピンク色が理想ですが、真っ白で血の気がない、または黒ずんでいる・・・という方は鉄や亜鉛といったミネラル不足の可能性があります。鉄は爪をはじめとして全身に酸素を運んでいるため、血色のよいお肌作りには欠かせません。亜鉛は細胞の新陳代謝を促す働きがあります。鉄は赤身の肉やレバー、亜鉛は牡蠣やチーズなどに多く含まれます。
さらに、ささくれができやすい方はお肌の土台となるたんぱく質や綺麗なお肌作りに欠かせないビタミンC、Eをしっかりと摂りましょう。たんぱく質は肉や魚、豆類や乳製品に多く含まれ、ビタミンCは野菜や果物、ビタミンEは胡麻やナッツ類に多く含まれます。
この冬はしっかり食べて艶のある綺麗な指先でお洒落を楽しみましょう♪
(テキスト:磯村 優貴恵)