意外と知らない?「ししとう」のおすすめの食べ方!辛いししとうの見分け方も
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- 2021/09/08 09:00
- 料理上手
こんにちは!管理栄養士の植草真奈美です。
夏の暑さにより溜まった疲れを和らげてくれる、おすすめ食材の「ししとう」。
バーベキューなどで焼いて食べるイメージが強いかもしれませんが、実はいろいろな料理に使えます。
今回はししとうに含まれる栄養素と調理のポイントやおすすめレシピをご紹介します!
また、とうがらしの「甘み種」であるししとうにも、たまに辛いものが混じっていますが、なぜ時々辛いししとうが出てくるのか、その原因も解説します。
夏の暑さに疲れた身体におすすめ!ししとうの魅力
ししとうは「獅子唐辛子」という、ナス科トウガラシ属の唐辛子の甘み種で、6月~8月が旬と言われていますが、この時期もまだまだおいしく食べることができます。
ししとうは、抗酸化力を持つβ-カロテンやビタミンCを含み、疲労回復に役立つと言われています。
また、糖質の代謝を助けるビタミンB1も含まれているため、疲れたときにおすすめしたい野菜です。
焼くだけでおいしく食べられるので、自宅での食事はもちろん、バーベキューなど外で楽しむ食事でも手軽に使えますよね。
この時期は夏の疲れが出始めるとき。ししとうは、いま積極的に摂りたい食材ですね。
たまに辛~いししとうに当たるのはなぜ?
ししとうはナス科トウガラシ属に分類され、ピーマンやパプリカとともに辛みの少ない「甘み種」と言われています。基本的には辛くないですが、たまに辛いものに当たることもありますよね。
辛くなる原因ははっきりとはわかっていませんが、水不足や高温など栽培される環境によって受けるストレスや栽培時期、辛み成分であるカプサイシンを含むとうがらしなどの「辛み種」との自然交配などによって、辛くなることがあると言われています。
見た目で辛いししとうを見つけることは難しいですが、曲がっているなど形の悪いものや、種が少ないものに辛いししとうが多いとされています。
ししとうのおいしい食べ方とおすすめレシピ
ししとうは油と相性のよいβ-カロテンを多く含むため、炒め物や素揚げ、天ぷらなど油を使った調理がおすすめです!
また、ビタミンCは水に溶けやすく、加熱に弱いため、茹でるよりも、サッと炒めるほうが栄養素の損失が少ないでしょう。
加熱調理では、破裂してしまう可能性があるため、爪楊枝などで穴を開けておくのがポイントです。
ここからは楽天レシピに投稿された、おすすめの「ししとうレシピ」をご紹介します♪