長芋のネバネバパワーで免疫力アップ!長芋の魅力とおすすめレシピ
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- 2021/03/17 09:00
- 健康・ダイエット
こんにちは!管理栄養士の楠本睦実です。
冬が過ぎようとしていますが、まだ新型コロナウイルスの収束は先になりそうで、落ち着かない日々が続きますね。
手洗い、うがい、マスクはもちろん必須ですが、食事からの免疫力アップも忘れずに、習慣にしていきたいですね。
今回は、免疫力を高める働きがあるとされる「長芋」についてご紹介!
様々な料理に使える長芋の魅力とおすすめレシピを教えます。長芋ののネバネバパワーで、免疫力を高め元気に過ごしましょう!
長芋を食べれば免疫力アップ!?長芋の驚きのパワー
長芋は年に2回、春と秋に旬を迎えます。春は「春掘り」と呼ばれる長芋が出回るので、ぜひこの時期に味わってみてはいかがでしょうか。
長芋は、塩分の摂りすぎを調節するカリウム、便秘改善に欠かせない食物繊維を多く含みます。そのほか、糖質の消化を助ける酵素・ジアスターゼを含み、胃腸の消化を助けることから胃もたれなどの不快症状の改善や緩和作用が期待できます。
また、長芋のぬめり成分は胃の粘膜を守る働きや消化を促す作用があるため、腸内環境が整って免疫力の向上に繋がるんです。季節の変わり目にも積極的に摂りたい野菜ですね。
長芋のおすすめの食べ方は?
前述した消化を助ける酵素「ジアスターゼ」は熱に弱いため、すりおろしや千切りにして生で食べるとジアスターゼを効率よく取ることができます。
一方で、炒める、焼く、煮るといった調理方法では、シャキシャキとした食感の生食に対し、ホクホクとした食感が味わえます。
素揚げにする、拍子切りにして肉巻きにする、すりおろしてグラタンのホワイトソース代わりにするといった様々なアレンジを楽しむことができる野菜です。
生食以外で調理する際は、切ったら酢水にさらしてぬめりをとると、調理もしやすくなりますよ。
長芋の正しい保存方法
長芋を保存する際は、乾燥に弱いため新聞紙で包み、切っていない場合は、風通しの良い冷暗所での保存がおすすめです。保存目安は約1ヶ月です。
また、切った長芋は切り口が空気に触れることによって乾燥や酸化の原因になるので、さっと酢水にさらし、キッチンペーパーで包んでから輪ゴムでしっかりととめて冷蔵庫で保存します。傷みやすいので3日を目安に使い切ると安心です。
すりおろした長芋の場合は、食べる分を保存袋にいれ、空気を抜いて冷凍保存するのがおすすめです。変色するのを防ぐため、すりおろしてすぐに袋に入れて冷凍します。
使用分ごとに小分けにすると、使う際に便利です。保存目安は約2週間です。
乱切りや千切り、輪切りにした長芋は、酢水にさらして変色を防ぎ水気をふきとってから、保存袋に入れて空気を抜いて冷凍しましょう。保存目安は2週間です。
ここからは長芋を使ったおすすめレシピをご紹介します。