材料(?人分)
- 無塩バター
- 120g
- 上白糖かグラニュー糖
- 55g
- 卵黄
- 1個(18g)
- (あれば)バニラオイル
- 3滴くらい
- 薄力粉
- 180g
作り方
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- 1
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- 無塩バターを室温に戻す。無塩バターは塩が入ってないバターです。
「室温に戻す」とは、押すと形が変わるけど摘んて持ち上げられるくらいの状態にすること。
写真のは戻せてないバターの例。
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- 2
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- 柔らかくなったバターを練る。この時点でのバターの温度は20℃。
写真のはきちんと室温に戻っているのですぐにクリームのようになります。
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- 3
- バターに砂糖を混ぜます。
日本の一般家庭の多くで使われている白い砂糖は上白糖、飲み物に入れるスティックシュガーの中身みたいにサラサラした白い砂糖がグラニュー糖。どちらでもいいです。
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- 4
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- 生地が温まり過ぎないように注意しながら、空気を含んでふわふわ白っぽく見えてくるくらいまで、混ぜます。
生地は18〜20℃くらいが適温です。気温・室温が高いときは注意。
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- 5
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- 卵黄を溶いて加え、むらなく混ぜます。
卵黄はバターに馴染みやすいのですぐ混ざるけど、全卵使用な別のレシピで作るときは溶いてから少量ずつ加え、入れるたびによく混ぜましょう。
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- 6
- あれば卵黄を混ぜ終えた時点でバニラオイルを混ぜます。
バニラエッセンスは加熱で香りが飛んでしまいやすいので冷菓向きの香料、バニラオイルは焼いても飛びにくい焼き菓子向きの香料です。
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- 7
- 薄力粉という種類の小麦粉をふるいます。篩(ふるい)がなければザルで大丈夫。
小麦粉の種類がわからない人は、パッケージをよく見て下さい。
たんぱく質が6.5~8.5%なら薄力粉です。
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- 8
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- 6のボウルにふるった粉を全部入れて、粉ごと、生地を切るように混ぜる。
ゴムベラを3〜4回矢印のように動かす。
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- 9
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- 左手をボウルに添え、45°、ぐるっと反時計回りにボウルを回転させながら、側面や底にゴムベラを沿わせるように生地をすくい上げ、粉のうえに乗せる。
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- 10
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- 8と9をしばらく繰り返し、切ってはすくい上げ、切ってはすくい上げして混ぜていく。
粉っぽく、まとまらない状態がしばらく続きます。
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- 11
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- 8と9を繰り返しているうちにまとまってくる。
底に粉がたまりやすく混ぜムラになるので注意して下さい。しっかりボウルにヘラを沿わせるのがコツです。
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- 12
- 生地をラップ等で覆い、直径2〜3センチの筒状にして冷蔵庫で1時間以上休ませる。
円柱にするのがむずかしければただラップに包んで平らにするだけでもいいです。
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- 13
- 休ませるのは冷やし固めて扱いやすくするためではなく、バターを馴染ませたりグルテンを落ち着かせる意味もあるので、冷蔵ではなく冷凍したからといって短くは出来ません。
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- 14
- オーブンを180℃に予熱しておきます。
何分すればいいの?と今考えた人はオーブンの取説を確認しましょう。多分使い方を間違えています。殆どのオーブンには予熱機能というものがあります。
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- 15
- 天板にオーブンシートを敷いておき、休ませていた筒状の生地を厚さ8mmくらいに切って並べます。
平らにしたほうは厚さ8ミリくらいに伸ばしてから好きな形に切ります。
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- 16
- 焼くと少し膨らむので、天板に並べるときはきちんと間を開けておく。
180度で予熱したオーブンで12〜15分程度、全体にきれいな焼き色がつくまで焼く。
おいしくなるコツ
材料がシンプルなので、混ぜ方と材料の質がダイレクトに味の差にかわります。
いい材料使って丁寧に作れば美味しいけど、いろいろ代用したり品質下げたり工程間違ったりするととたんにイマイチなお味になります。
きっかけ
小学生も高学年になったならそろそろ生地から一人で作れるようになれや、と思って。
バターの香りを強調したい場合にはあまり最初に空気を含ませないほうがいいけど、このレシピは食感重視なので気にしないでいただきたい。
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型不要。オーブン、秤、ボウル、泡立て器、ゴムベラがあれば作成可能。