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初心者必見!揚げ物のコツと鶏の唐揚げレシピ【プロが教える簡単おうちごはん#17】

こんにちは!栄養士の荻ありすです。

幅広い世代に大人気で、ごはんが進む定番おかずといえば「鶏のから揚げ」ですよね!

「揚げ物に挑戦してみたいけど、手間がかかりそうだし失敗しそう…」と、揚げ物を1回も作ったことがない方や、なかなか上手に揚げられない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は皆さまのお悩みを解決しながら、簡単においしく作ることができるコツをご紹介します。
揚げ物用の鍋や油を切るためのバットがなくても大丈夫!一般的なキッチン用品での代用方法も必見です。
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簡単に揚げ物を作るポイントを解説!

◆揚げ物はフライパンでも作れます!
まず、揚げ物を作るとなると専用の鍋を用意しなきゃいけないと思うかもしれませんが、必ずしも揚げ鍋である必要はありません。
揚げ油は、鶏肉が浸かるほどの高さでよいので、少し深めのフライパンや片手鍋があればOK!

また、油をきるときはコンロについている魚焼きグリルや、器にキッチンペーパーをひいて代用するのもおすすめです。

◆温度計がなくても大丈夫!
揚げ物の最適な温度は170~180℃ですが、温度計がなくても大丈夫です。
目安としては、菜箸を入れて、箸全体からやや大きめの泡が絶え間なく上がる程度。衣を落としたら、中ほどまで沈んですぐ浮き上がる状態がベストです!

◆後片付けもラクに済ませよう
面倒に感じてしまう後片付けも、市販の油固めを使用するとラクチンですよ。
少量の場合には、油を冷ましてから牛乳パックやポリ袋ににキッチンペーパーを詰めて、揚げ油を吸わせてから処分しましょう。

鶏のから揚げをカリッと揚げるポイントは?

1. 水分をしっかり拭き取る
調味料につける前や衣をつける前にキッチンペーパーで水分を拭き取ることで、カリッとした仕上がりに!
余分な水分を含んでないので、油ハネも抑えられますよ。

2. 鶏肉は皮を伸ばして身を包む
カリッとした食感には鶏肉の皮が重要です!皮でしっかりと身を包むように丸めましょう。

3. 鶏肉を油の中に入れたら触らない
鶏肉を油の中に入れたあと、無意味に触らないようにしましょう。せっかくまとわせた衣がはがれてしまいます。

4. 仕上げは空気に触れさせながら
最後に少し温度を高くして空気に触れされながら揚げることで、2度揚げしたようなカリッとした食感になります。

5. 皮目を上にして油をきる
油をきるときは、皮を上にしておいてください。皮を下にしてしまうとせっかくカリッとした衣がべちゃっとしてしまいます。

「カリッとジューシー!鶏のから揚げ」レシピ

【材料(2人分)】
・鶏もも肉:1枚(約300g)
・(A)醤油:大さじ2
・(A)酒:大さじ1
・(A)にんにく(すりおろし):小さじ1
・(A)しょうが(すりおろし):小さじ1
・片栗粉:大さじ3
・揚げ油:適量

【作り方】
1. 鶏肉はひと口大に切り、水分を拭き取る。ポリ袋に、鶏肉、(A)を加えて揉みこみ、15分ほど置く。
2. 漬け込んだ鶏肉の水分をしっかり拭き取る。新しいポリ袋に、鶏肉、片栗粉を加えて、空気を入れて振るように衣をつける。
3. ポリ袋にから取り出し、皮を伸ばして全体を包むように丸める。
4. 鍋に鶏肉がつかるぐらいの油を入れて中火にかける。菜箸を入れ、箸全体から泡が上がる程度(170~180℃ほど)に加熱する。
5. 鶏肉を優しく入れて、4分ほど揚げる。入れて1分ほどは触らないように。残り1分ほどになったら、火を少し強め、空気を触れさせながら揚げる。揚げあがったら油をきって器に盛り付ける。

【ポイント】
鶏肉を均等な大きさに切ることが難しい場合は、ひと口大サイズに切られて売っているものを使うと簡単です。

些細なポイントばかりですが、やるかやらないかでは仕上がりが全然違いますよ!
初心者の方でもおいしく簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてくださいね♪
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このテーマの作者紹介

荻 ありす

栄養士・フードコーディネーター
栄養士資格取得後、給食委託会社で勤務しながら、祐成陽子クッキングアートセミナーに通い、フードコーディネーターの資格を取得。現在は、レシピ開発・撮影、料理動画、コラム執筆など幅広く活躍中。
単身者・料理初心者向けに、食べること・料理することが楽しくなるよう、美味しい時短レシピを提案している。

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