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冷たい麺料理は意外と高カロリー?!ダイエット中も楽しむポイント

暑くなってきて、冷たい麺料理を食べる機会が増えてきますね。冷たい麺料理でよく登場する冷やし中華の麺、うどん、そば、パスタ、そうめんのカロリーと、日ごろ主食になるごはんのカロリーを比べてみましょう。

・ごはん(160g)・・・269kcal
・ゆで中華麺(230g)・・・343kcal
・ゆでうどん(200g)・・・242kcal
・ゆでそば(260g)・・・296kcal
・ゆでパスタ(250g)・・・378kcal
・ゆでそうめん(300g)・・・356kcal

見てわかるように、ごはんと比べると、麺の方がカロリーが高いことがわかります。うどんやそばは少しカロリーが低いですが、麺は噛まずにするすると食べられるため、量を多く食べてしまい、結局高カロリーになってしまいがちです。

特に〇〇に注意!

中華麺などの冷やし麺では、砂糖や油などの調味料が多く入ったつゆもプラスされるので、さらにカロリーが追加されます。冷製パスタは、オリーブオイルなどを多く使うので、高カロリーになりやすく、ダイエット中はとくに注意が必要です。麺料理は、麺のカロリーが高め+調味料などでカロリーが高くなりやすい、ということを心得ておきましょう。

また、ごはんと違って、麺料理は、単品で済ますことが多いため、炭水化物に偏りがちという欠点もあります。そば・そうめんなどは、とくに気をつけましょう。家族など大勢でシェアする場合は、自分がどのくらい食べたか分からないので、あらかじめ自分の分を取り分けるのがオススメです。

「具だくさん」の方がダイエットに良い?!

冷やし麺を作る際には、麺を少なめにし、具だくさんにしてボリュームをもたせることで、カロリーダウンさせて栄養価を上げることができます。たとえば、サラダうどんやパスタの際には、野菜を多く入れたり、タンパク質となる蒸し鶏や茹で卵を入れると冷やし麺で偏りがちな栄養バランスをよくできます。ダイエット中はノンオイルツナや納豆などもオススメです。冷製パスタは、オイルの少ないレシピを選ぶとカロリーを抑えることができます。

外食で麺料理を選ぶ場合は、麺が多く、具材が少なくなりがちです。麺を残すか、前後の食事の主食の量を少なめにし、足りなかった野菜やたんぱく質を補う食事をとるとよいですね。

ダイエット中でも、工夫をしてヘルシーに麺料理を楽しみましょう。

(テキスト: 岡田 あや)
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このテーマの作者紹介

岡田 あや

大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業。
株式会社シダックスにて社員食堂・病院で献立作成、厨房業務、衛生管理指導などの委託給食業務に携わる。
その後、特定検診・保健指導で、メタボリックシンドロームの方を対象にした栄養指導、料理サイトのコラム執筆、テレビ出演などを中心に活動している。

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