楽天レシピ編集部や栄養士、料理専門家がお届け!食に関するマガジン。

脂肪の付き方でタイプ分け!自分の体の特徴を知ろう!

皮下脂肪と内臓脂肪の違いは?

この2つの言葉を聞くことはよくあるけれど、実際はどのような違いがあるかご存知でしょうか。

■皮下脂肪

皮下脂肪と内臓脂肪は体内で脂肪がつく場所によってこのように呼び名が変わります。皮下脂肪はその名の通り、皮膚の下についている脂肪です。分かりやすいのが二の腕の裏側、お尻や太ももで、手でギュッとつまめるのが特徴です。

下半身に多くつきやすいため、「洋ナシ型肥満」とも呼ばれます。女性につきやすい傾向にあり、特に出産、授乳期には体を守るためにつきやすくなるとも言われています。

■内蔵脂肪

一方、内臓脂肪は皮下ではなく、内臓の周りに蓄積した脂肪です。下半身ではなく、特におなか周りにつきやすく「リンゴ型肥満」とも呼ばれます。

こちらは男性に多くみられる傾向にあります。見た目や体重は普通でも、実は内臓脂肪が蓄積されていた、ということがあり、これを「隠れ肥満」といいます。

内臓脂肪は健康にも悪影響を及ぼす場合があるため、メタボリックシンドロームの判断指標にもなっています。内臓脂肪が蓄積すると、高血糖、高血圧、脂質異常の原因ともなるため、健康な体を維持するためにも内臓脂肪の蓄積を予防することが健康への大切なポイントとなるのです。

脂肪を落とすためには?

皮下脂肪は蓄積されるのも落とすのも時間がかかるといわれています。一方で内臓脂肪はあっという間に蓄積されるものの、比較的落としやすいという特徴があります。

しかし、脂肪を落とすという面ではどちらも方法は同じです。まずは適度な運動を取り入れること、そして毎日の食事に気をつけること。

■リバウンドを避けるためには

極端に食事量を減らすと身体は飢餓状態と判断し、次に入ってくるものを目いっぱいため込もうとします。これがリバウンドの原因となります。

まずは普段のいつ、何をどのくらい食べているかを書き出し、脂っこい食材や調理法ばかりになっていないか、夜遅く食べていないか、お菓子がごはんの代わりになっていないかなど食生活を見直してみましょう。

そしてエネルギー源となるたんぱく質、炭水化物、少量の脂質に加えて代謝に必要となるビタミンやミネラル、さらにデトックスに役立つ食物繊維を含む野菜や海藻類、きのこ類、をたっぷりと摂りましょう。

見た目も中身もキレイな身体を維持するためにはバランスの良い食事を「習慣化」することから始めてみましょう!

(テキスト:磯村 優貴恵)
楽天レシピ プレミアムサービス

バランスよく食べて、キレイに痩せよう!おすすめメニュー

寒い日には!根菜と大豆のミネストローネ☆ 玉ねぎ、にんじん、大根、れんこん、じゃが芋、… by アルビン1006
切り昆布と桜海老のゆず胡椒風味和え 切り昆布、桜海老、酢、白だし、ゆず胡椒、… by *lune*
とろとろ豆腐の★熱々!中華スープ。 豆腐(絹)、長ネギ、サラダ菜(レタス、ちんげん菜)、えのき茸、======スープ======、… by まめもにお
楽天レシピ プレミアムサービス

このテーマの作者紹介

磯村 優貴恵

管理栄養士・料理家
関東学院大学人間環境学部健康栄養学科を卒業。
大手ダイエットサロンでの食事指導の際に具体的なメニューや調理法の必要性を感じ、退職後3年間の料理経験を積む。
現在は子供から大人まで家族みんなが美味しく食べられるレシピや栄養情報を誌面やWebにて発信するほか、商品開発なども手掛ける。

関連レシピカテゴリ

関連する記事

健康・ダイエットのランキング

おすすめの特集