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簡単!りんごの「ガトーインビジブル」レシピ【頑張りすぎない家族ごはん#10】

こんにちは!管理栄養士の中村りえです。

秋から冬にかけて食べる機会が多くなる果物と言えば、りんごです。
箱でたくさんいただいたり、まとめて安売りしているのをつい買ってしまったりして、どうやって使い切ろうか悩むこともありますよね。そんな時に試していただきたいおすすめのスイーツレシピをご紹介します。

そのままでもおいしいりんごですが、加熱するとジューシーになり、一味違ったおいしさに。
今回ご紹介するレシピは、切った断面が美しいケーキ「ガトーインビジブル」!フランス生まれのスイーツで、名前もなんだか難しそうですが意外と簡単にできるんです。
スーパーで売っている材料で気軽に作れますので、ぜひトライしてみてください。
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りんごが持つパワーとは?

昔から「りんごが赤くなると医者が青くなる」といわれるように、りんごは栄養価の高い果物として知られています。
りんごに含まれるカリウムは体内の水分を調整する働きがあります。また、りんごにはペクチンなどの食物繊維が含まれています。整腸作用が期待できるだけでなく、過剰なコレステロールを排出したり、血糖値の急上昇を防ぐなど嬉しいメリットがいっぱい。

1個(200g)食べても122kcalとさほどカロリーは高くないのも嬉しいですね。

ガトーインビジブルってどんなスイーツ?

フランス菓子である「ガトーインビジブル」は「見えないケーキ」という意味です。スライスした具材が、焼くと生地と一体になって見えなくなることから名付けられました。

切った断面がきれいなスイーツで、卵をたっぷり使った生地はカスタードクリームのようなコクが特徴です。美しい見た目と上品な味わいですが、作り方はシンプル。意外と簡単に作ることができます。一度作ってみればその手軽さとおいしさにハマること間違いなし!

りんごだけでもおいしいのですが、ブルーベリーを入れることでより甘酸っぱさがプラスされて男性にも好まれる味に。

「りんごのガトーインビジブル」レシピ

【材料(18cmパウンド型1つ分)】
・卵:2個
・グラニュー糖:50g
・薄力粉:70g
・牛乳:60ml
・無塩バター:50g
・りんご:1個
・冷凍ブルーベリー:50g
・スライスアーモンド:適量
・粉糖:適宜

【作り方】

<下準備>
・ オーブンを180度に予熱する。
・パウンド型にクッキングシートを敷く。
・バターを溶かしておく。

<作り方>
1. りんごは4等分にして皮をむいて芯を取り除き、薄切りにする。無塩バターは電子レンジで600W30秒加熱して溶かす。
2. ボウルに卵を割り入れ、グラニュー糖を加えて泡立て器で混ぜ合わせる。薄力粉をふるい入れて泡だて器で混ぜ合わせる。牛乳、溶かした無塩バターを加えその都度よく混ぜ合わせる。
3. 全体がなじんだらりんごを加えてさっくりと混ぜ合わせる。
4. 型に生地を1/3程度入れたら冷凍ブルーベリーをのせて、残りの生地の全量を加える。型にりんごを入れるときは空洞ができないようにまんべんなく敷き詰めるように入れる。上にスライスアーモンドを散らして180℃のオーブンで40分焼く。
5.粗熱が取れたら型から外して食べやすい大きさに切り分け、粉糖をかける。

【ポイント】
りんごは薄くスライスをして、型に入れるときは偏らないようにバランスよく置くことがきれいな断面にするポイントです。包丁が苦手な方はスライサーを使ってもOkです。
りんごを加えるときは菜箸を使ってさっくり混ぜると、りんごが崩れにくいのでおすすめです。


華やかな見た目とコクのあるおいしいさの「ガトーインビジブル」。生でそのまま食べてもおいしいりんごですが、今年はぜひ簡単に作れるりんごスイーツにも挑戦を!
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このテーマの作者紹介

中村 りえ

管理栄養士・米粉料理家
プロの管理栄養士・料理研究家による「食 」のプロデュース・レシピ開発を手掛ける(株)エミッシュ所属。管理栄養士ならでは切り口でレシピ提案・コラムの執筆を行う。
家族の小麦アレルギーをきっかけに米粉に出会う。おいしさに魅了され、米粉料理の良さを伝えて日本の米文化を守りたいと考え、米粉の情報も発信している。

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