「寒天ダイエット」がおすすめの理由!飽きないで進めるコツもご紹介
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- 2017/08/22 07:00
- 健康・ダイエット
寒天はなぜダイエットに良い?
「寒天ダイエット」とは、食前に寒天を食べたり、食事に寒天を取り入れる方法です。寒天は、ほぼゼロカロリーで、食物繊維が豊富なので、腸内環境を整えたり、お通じをよくすることにつながります。
また、食前に食べることで、血糖値の急激な上昇を抑えて糖の吸収を穏やかにしたり、脂肪の蓄積を防ぐこともできます。他にも、満腹感を早く感じさせたり、食べる量を少なめにできる利点などもあります。
寒天をダイエットに活かす方法
食前に、野菜類のおかずから食べることでも、同じ血糖値の急上昇を防ぐことが期待できるので、必ずしも寒天でなければいけない、というわけではありません。しかし、寒天の料理や食べ方は色々あるので、食前に食べる方法だけでなく、食事中や間食などにも無理なく取り入れる方法をおすすめします。
寒天の種類はどれが良い?それとも違いがない?
粉寒天、棒寒天、糸寒天などがありますが、そのまま料理に入れるならか糸寒天、煮溶かすなら粉寒天が一番簡単ですが、どれでも構いません。粉寒天は、製造の過程でコレステロールを低下させる働きのあるアガロペクチンが流れ出てしまう場合もありますが、成分はほどんど変わりません。
注意点
寒天は、1日に5g位までにしましょう。食べ過ぎると、便秘になったり、おなかの調子が悪くなる可能性もあります。また、寒天は保水力が強いので、糸寒天などを料理でそのまま食べる際には、水分をしっかりと取る必要があります。
寒天を上手に固めるには、寒天をきちんと溶かすことが大切です。鍋に寒天と水をいれ、沸騰したら中火にして2分ほど保ち、溶かします。
おすすめレシピ
食前に食べる場合は、トマトジュースをいれて固めるのがおすすめです。また、水で固めた寒天を、ポン酢など、ところてんのように食べてもよいでしょう。食事中には、水で戻した糸寒天を、サラダに入れたり、スープにいれても無理なく食べられます。ごはんに混ぜる方法もあり、米1合に対して、粉寒天1gを入れて炊飯すると、もちもちとしたご飯が炊きあがります。
また、角切りにして、きなこや黒糖をかけたり、オリゴ糖などをかけると、ヘルシーなおやつになります。切ったフルーツを入れて固めたり、牛乳寒にするのもオススメです。
(テキスト: 管理栄養士 岡田 あや)