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クリスマスに食べ過ぎた?このままで正月はまずい・・・正月太りを防ぐためのコツ

ごちそう続きの年末が終わるといよいよお正月!
手を伸ばせば美味しい食べ物がたくさんあるこの時期を上手に乗り切るためには2つのポイントに気を付けましょう。

① 体内時計を整える

長い休みの間に乱れがちな生活習慣は体内時計をも乱している可能性があります。私たちが毎日起きて活動したり眠って休養したりと生活リズムがあるように、消化や吸収に関わっている器官にも生活リズムが備わっています。

その中でも消化に関わる胃は日中しっかり動き、夜9時を過ぎると休養モードに入ります。そのため、夜遅くに食べることは胃に残業を押し付けているようなものなのです。残業が多くなるほどに胃は疲れて翌日消化不良や胃もたれといった原因になります。さらに腸は夜10時頃から副交感神経が優位なリラックスタイムに活発に動きます。胃から腸にものが運ばれるには食材によって違いますが、数時間かかります。

夜食べる時間が遅くなったり、夜更かしをしたりしていると腸の活動の妨げとなるのです。腸がきちんと働くことで、必要な栄養素を摂り入れるだけでなく、不要なものを排出するデトックス効果も高まります。
つい、ダラダラ食べてしまいがちな時期ですが、夜遅く食べに過ぎないこと、夜更かしをせずにきちんと睡眠をとることで胃腸が元気に動ける環境作りをしましょう。

② おせち料理も上手に選んで身体のメンテナンスに!

最近ではおせち料理も多様化していますが、日本の伝統的なおせちには綺麗になれる食材がたっぷりと詰まっています。例えば、れんこんやにんじん、ごぼうといった根菜類がたっぷりと使われている筑前煮には、便のカサを増やしてデトックスに役立つ食物繊維がたっぷりと含まれています。酢れんこんや紅白なますなどの酢の物の酸味成分であるクエン酸にはエネルギー代謝をスムーズにする働きがあります。

お雑煮は地域によって大きく異なりますが、お餅や魚、肉、ほうれん草など具沢山ですので1椀で様々な食材を摂り入れることが出来ます。ただし、エネルギーとなる食材も多く含まれているため、ダイエットを頑張りたい方はおかわりをしないように気を付けましょう。また、栗きんとんや黒豆は砂糖がたっぷり使われていますので、スプーン1杯程度に抑えましょう。

くれぐれもお餅の食べ過ぎやお酒の飲みすぎには気をつけて、1年の始まりを楽しく迎えましょう!

(テキスト:磯村 優貴恵)
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おせち料理に追加したい一品

ひとくちサイズの紅白なます だいこん、ニンジン、塩、だいこん(輪切り用)、塩水、… by 身の茸335
名店の味、筑前煮。 里芋、にんじん、ごぼう、レンコン、こんにゃく、… by りー☆にゃん
酢れんこん 蓮根、ポリ袋(小)、くこの実(ドライ)、【甘酢】、酢、… by 身の茸335
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このテーマの作者紹介

磯村 優貴恵

管理栄養士・料理家
関東学院大学人間環境学部健康栄養学科を卒業。
大手ダイエットサロンでの食事指導の際に具体的なメニューや調理法の必要性を感じ、退職後3年間の料理経験を積む。
現在は子供から大人まで家族みんなが美味しく食べられるレシピや栄養情報を誌面やWebにて発信するほか、商品開発なども手掛ける。

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