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おうちで本格派バターチキンカレーを作ろう!【頑張りすぎない家族ごはん#47】

こんにちは!管理栄養士の矢崎 海里です。

少しずつ夏に近づいてきて、スパイシーな料理が食べたくなる気候になってきましたね。
今回はスーパーで手に入るスパイスを使った、おうちでも手軽に作ることができる本格派カレーレシピをご紹介します。

今までカレー粉やカレールウを使ったカレーしか作ったことがない方でも、簡単に真似できる基本のスパイスを使用しています。
大人から子どもまで楽しめる味付けとなっているので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
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本格派のカレーづくりに使うべき代表的なスパイス

・クミン
単体でもカレーの香りを連想するようなスパイスです。
カレー作りには欠かせないもので、世界中で広く用いられています。カレー粉やチリパウダーの原料としても利用されています。

・コリアンダー
爽やかでほのかにスパイシーな香りがするスパイスです。コリアンダーの葉はパクチーとも呼ばれますね。
カレーのほか、ピクルスやマリネの香り付けなどにも使用されています。

・ターメリック
うこんと呼ばれる黄色の色素が特徴的なスパイスです。
カレー粉の原料として使用されるほか、たくあんの色づけにも使われています。

「本格派バターチキンカレー」のポイント

・基本のスパイス3つで作れる!
スパイスカレーは、上記で紹介したスパイスのほかにカイエンペッパーやクローブ、オールスパイスなどさまざまな種類を混ぜ合わせて作ります。
今回ご紹介するレシピは基本のスパイスのみを使用するため、スーパーで購入することができ、材料を揃える手間がかかりません。

・辛みスパイスはなし!
カイエンペッパーやガラムマサラなど、辛みのあるスパイスは使用していません。
また玉ねぎやトマト缶、生クリームなどを使うことで、野菜の味が引き立ちまろやかなカレーに。
大人から子どもまでおいしく食べられます。

・トマトのコクとバターのまろやかさがポイント!
バターチキンカレーはスパイスを生かしながらも、まろやかな味わいが特徴です。
トマトや玉ねぎの甘みやコクと、バターや生クリームのまろやかな味わいが魅力的。
ヨーグルトに漬けたチキンも柔らかく、世界中で愛されているカレーです。

「本格派バターチキンカレー」レシピ

【材料(4人分)】
・鶏もも肉…400g
・A) ヨーグルト…200g
・A) クミンパウダー…大さじ1
・A) コリアンダーパウダー…大さじ1
・A) ターメリックパウダー…小さじ1
・A) おろし生姜…小さじ1
・A) おろしにんにく…小さじ1
・A) 塩…小さじ1/2
・玉ねぎ…1個
・カットトマト缶…200g
・牛乳…100cc
・顆粒コンソメ…小さじ1
・醤油…大さじ1/2
・有塩バター…40g
・生クリーム…50cc
・ごはん…800g

【作り方】
1. 鶏もも肉を一口大に切り、Aを揉み込み冷蔵庫で30分漬ける。
2. 玉ねぎはすりおろす。
3. 鍋に1を汁ごと入れ、火を付ける。2、カットトマト、牛乳を加えて焦げないよう時折混ぜながら、15分弱中火で煮込む。
4. 水分が飛んで煮詰まったら、醤油、顆粒コンソメ、バターを加え火を止める。生クリームをかけ、ごはんを添える。


【ポイント】
・鶏もも肉はポリ袋に入れて調味料を揉み込むことで、洗い物を減らせます。
・バターは火を止めて余熱で溶かすことで、焦げやすくなるのを防ぎます。
・冷凍保存する際は、生クリームを加えずにチャック付き保存袋に入れて保存して下さい。冷凍庫で2週間程度保存できます。
ハードルが高く感じるスパイスカレーも、基本のスパイスを3つ揃えるだけで、ご家庭で本格カレーが作れます。
慣れてきたら少しずつスパイスの種類を増やしていくのもおすすめです。
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このテーマの作者紹介

矢崎 海里

管理栄養士・調理師
大学卒業後、企業で管理栄養士として勤務し、調理・栄養指導などを担当。個人でも活動し、Webメディアでコラム執筆を行うほか、レシピ考案、調理、撮影を行う。
また発酵食スペシャリストや薬膳コーディネーター、健康経営エキスパートアドバイザーなどの資格を保有し、健康でおいしく食べられるレシピについて研究している。

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