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寒い季節はホットバナナを美容食に摂り入れよう!

ホットバナナとは?

バナナは老若男女問わずに人気が高く、手軽に食べられる果物のひとつです。そのバナナに「加熱」という工程を加えたものがホットバナナです。

加熱方法の違いによる作り方は以下の通りです。

①電子レンジ
ひと口大に切り、600wで30秒ほど加熱します。

②トースター
ひと口大に切り、温めておいたトースターで1~2分加熱します。

③フライパン
フライパンに1㎝幅に切ったバナナを並べ、表裏各1~2分ほど加熱する。

ホットバナナと美容

バナナはそれ自体に美容に良い栄養素がたくさん含まれています。例えばむくみ予防に役立つカリウム、タンパク質の代謝に役立つビタミンB6、腸内環境を整える食物繊維、質の良い睡眠に役立つ必須アミノ酸であるトリプトファンなどです。

お肌や筋肉は主にタンパク質が土台ですので、代謝がスムーズになることはお肌や筋肉メンテナンスにも役立ちます。さらに、食物繊維は体内の不要なものを排出するデトックス効果にも期待ができます。

加熱することで食物繊維が柔らかくなり、胃腸の負担も軽減されるので、疲れているときや風邪をひいた時にもオススメです。しかし、ビタミンCやビタミンB1、B2は熱に弱いというデメリットもあります。

バナナを加熱した際、ふんわりと甘い香りが出ますが、この香気成分は「オイゲノール」というファイトケミカルのひとつです。オイゲノールは生のバナナよりも加熱したバナナの方が多いのが特徴です。

果物は生で食べる機会も多いのですが、寒い時期はどうしても体が冷えがちです。身体が冷えると栄養や酸素を運んでくれる血流が悪くなるため、くすみやすくなったり、体の不調が出やすくなったりします。

ホットバナナのアレンジレシピは?

ホットバナナはアレンジも自由自在です。焼く際にココナッツオイルを少量使用して焼くと、香りとコクが加わり、ひと手間かけたスイーツのような仕上がりになります。お好みでシナモンを振りかけると全身の血流UPも期待できます。

温かい牛乳や豆乳に合わせるとたんぱく質も一緒に摂ることが出来ます。甘くておいしいホットバナナは食べ過ぎないようにすることが注意点です!

この冬はホットバナナで冷え知らずの体を作りましょう♪

(テキスト: 管理栄養士 磯村 優貴恵)
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このテーマの作者紹介

磯村 優貴恵

管理栄養士・料理家
関東学院大学人間環境学部健康栄養学科を卒業。
大手ダイエットサロンでの食事指導の際に具体的なメニューや調理法の必要性を感じ、退職後3年間の料理経験を積む。
現在は子供から大人まで家族みんなが美味しく食べられるレシピや栄養情報を誌面やWebにて発信するほか、商品開発なども手掛ける。

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