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ふわふわ!究極の卵焼きの焼き方とアレンジサンド【頑張りすぎない家族ごはん#44】

こんにちは!管理栄養士の中村りえです。

お弁当の定番である卵焼き。溶いた卵に調味料を入れて焼くというシンプルな料理だからこそ、おいしく作りたいもの。

今回は「本当においしいふわふわの卵焼き」を作るコツをご紹介します。
特別な卵を使う必要はなく、スーパーで売っているいつもの卵でふっくら&きれいに卵焼きが作れますよ!

また、ふわふわな卵焼きを使ったアレンジレシピ「究極のふわふわ卵焼きのサンドイッチ」もご紹介しますので、ぜひ朝食やランチに作ってみてくださいね。
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卵焼きをおいしく作るコツ

(1)水を入れてふわふわ食感に!
卵液に水を入れると卵焼きにやわらかさが出て、ふわっと仕上がります。
出汁巻き卵を連想されるかもしれませんが、だし汁よりも水を使うのがおすすめ。
水の方が卵液とよくなじみ、また卵の味をしっかりと味わえます。卵1個につき、大さじ1杯の水を加えてくださいね。

(2)フライ返しに油を塗る
焼いているうちに卵がくっついて形が崩れてしまった経験はありませんか?
卵焼き器の四隅や側面、フライ返しにもしっかりと油を塗ることで卵がくっついて崩れてしまう失敗を防ぐことができます。

(3)焼く前に濡れ布巾でフライパンの温度を下げる
卵焼き器を温めたらすぐに焼い色が強くついてしまうことも。
卵焼き器をしっかりと熱してから濡れ布巾で底を冷やして焼きはじめてください。
火の通りが均等になるので、ふわふわに仕上がります。

「究極のふわふわ卵焼きのサンドイッチ」ポイント

今回は、究極の卵焼きの焼き方に加え、そのふわふわ卵焼きをシンプルなサンドイッチにするアレンジレシピもご紹介!
ほんのり甘みがある卵焼きの味を楽しむために具材は他には入れません。

食パンは適度にふっくら感がある6枚切りがおすすめです。

食パンにはバターを塗っておいてくださいね。
バターを塗ることで塩気が加わっておいしくなるだけでなく、食パンに水分が染み込むのを防ぐ役割をします。
バターを塗らないと時間が経ったときに食パンがべちゃっとしやすいので、おいしくいただくために一手間かけましょう。

卵焼きサンドイッチには、スープやサラダなど野菜をプラスするのがおすすめ。
食パンで炭水化物、卵でタンパク質がとれるので、野菜たっぷりのスープを合わせれば栄養バランスが整いますよ!

「究極のふわふわ卵焼き」の作り方

【材料(作りやすい分量)】
・卵…3個
・水…大さじ3
・砂糖…大さじ1.5
・しょうゆ…小さじ1
・サラダ油…適量

【作り方】
1. ボウルに卵、砂糖、しょうゆを入れて菜箸で卵を潰すように混ぜる。水を加えて混ぜる。
2. 卵焼き器、フライ返しにサラダ油を塗る。
3. 卵焼き器を中火で熱し、温まったら一度、濡れ布巾に卵焼き器の底を当てて冷やす。
再度中火にかけて1をおたま1杯分入れ、全体に卵液をいきわたらせる。周りが固まったらフライ返しで少しずつ巻く。
4. 卵焼きを奥にスライドさせて、1を加える。卵焼きを持ち上げて卵液を奥まで流す。1回目と同様にフライ返して少しずつ巻く。
5. 残った卵液がなくなるまで、4を繰り返す。

「 究極のふわふわ卵焼きのサンドイッチ」レシピ

【材料(4人分)】
・究極の卵焼き…2個
・食パン(6枚切り)…4枚
・バター…30g

【作り方】
1. 食パンの内側にバターを塗って、卵焼きをはさむ。ラップで包み、5分ほどおいて馴染ませる。
2. 食べやすい大きさに切る。

【ポイント】
卵液を入れるときは、卵焼きを持ち上げて奥までしっかりと卵液を入れるようにしてください。形をきれいに仕上げるコツです。卵焼きを巻き始めるのは表面がまだ完全に火は通ってない状態で、周りが固まってきたタイミングです。表面まで完全に火が通る前に巻いてくださいね。
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このテーマの作者紹介

中村 りえ

管理栄養士・米粉料理家
プロの管理栄養士・料理研究家による「食 」のプロデュース・レシピ開発を手掛ける(株)エミッシュ所属。管理栄養士ならでは切り口でレシピ提案・コラムの執筆を行う。
家族の小麦アレルギーをきっかけに米粉に出会う。おいしさに魅了され、米粉料理の良さを伝えて日本の米文化を守りたいと考え、米粉の情報も発信している。

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