初めてでも簡単!可愛い「紅芋」の「アイスボックスクッキー」は手土産にピッタリ
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- 2016/11/09 12:00
- スイーツ部
冬になると温かいコーヒーや紅茶によく合う「焼き菓子」が恋しくなりますよね。焼き菓子って少し難しいイメージかもしれませんが、クッキーならお家でもとても簡単に作れちゃいます。
クッキーの作り方にはいくつかあります。スプーンですくって落として作るカジュアルな「ドロップクッキー」、生地を寝かさなくても好きな形を作れる「絞りだしクッキー」、冷蔵庫で冷やした生地を包丁で切る「アイスボックスクッキー」に生地を延ばして型で抜く「型抜きクッキー」があります。
模様付きなのに、意外と簡単!
菓子作りの初心者なら、カジュアルなドロップクッキーや絞り出しクッキーは失敗しないですが、見た目はなんかイマイチ・・・そこで簡単で見栄が抜群の「アイスボックスクッキー」はおすすめ!なんと難しく見えるアイスボックスクッキーですが、混ぜて・成形して・焼くだけという簡単な工程で出来上がります。型も必要なく、材料も少なめなので気軽にチャレンジできます。
「アイスボックスクッキー」のデザインのポイントは生地の色のコントラスにあります。プレーンタイプの色に、ココアや抹茶などを入れ茶色や抹茶色などを組み合わせたデザインを作ります。今回は秋にピッタリな紫色が鮮やかな「紅芋」の粉末を加えて、女子ウケ抜群の手土産やプレゼントに仕上げてみました。
<紅芋パウダーの使い方&注意点>
・紅芋パウダーは小麦粉の量に対して10%分を目安とします。
・紅色パウダーの紫色は卵白のアルカリ成分に反応し、緑色や青色に変色することがありますが、レモン果汁を少量加えることで変色防止になります。
アイスボックスクッキーの作り方を覚えておけば、クリスマスやお正月などのイベントにも華を添えてくれそうです!
紅芋パウダーを上手に使って「アイスボックスクッキー」
材料 (約6人分)
バター 90g
砂糖 50g
卵(Mサイズ) 1個
薄力粉【プレーン】 80g
薄力粉【紅芋】 70g
紅芋パウダー 小さじ2
レモン果汁 少々
バニラエッセンス 適量
作り方のポイント①
バターは薄く切って室温に戻しておきます。薄力粉と砂糖は各2回ふるっておきます。バターと砂糖をボウルに入れ、白っぽくなるまで混ぜます。
作り方のポイント②
①に溶いた卵とレモン果汁、バニラエッセンスを加え、均等に混ざったら2等分に分けます。
片方には【プレーン】80gの薄力粉を入れゴムべらでサックリと混ぜ一つにまとめます。
もう片方には【紅芋】70gの薄力粉と紅芋パウダーを加え、ゴムべらでサックリと混ぜこちらも一つにまとめます。
※紅芋パウダーは細かく軽いため勢いよく混ぜると飛び散ります。気をつけて混ぜてください。
作り方のポイント③
②のプレーン生地、紅芋生地が柔らかければそれぞれラップに包んで1時間程冷凍庫で寝かせます。
冷蔵庫から取り出したら生地を成形します。
プレーン生地を2等分に分けそれぞれラップの上に置きます。
紅芋生地を2等分に分けてそれぞれラップの上に置きます。
●うずまき模様
プレーン生地、紅芋生地をそれぞれラップに包み厚み5mmの長方形にのばします。
●市松模様
プレーン生地、紅芋生地をそれぞれラップに包み幅3cm厚み1.5cmの棒状に成形します。
※ラップで包んで成形するとべたつかずスムーズにできます。
※生地が柔らかくなりすぎたらもう一度冷蔵庫で冷やすと固まります。
作り方のポイント④
●うずまき模様
ラップをひらき長方形にのばしたプレーン生地の上部に溶き卵(分量外)を塗って紅芋生地を重ねます。隙間が空かないよう、少し力をいれてラップごと端から巻くとうずまき模様になります。
※ラップを使って簀巻きのように巻くと簡単に巻くことができます。
作り方のポイント⑤
●うずまき模様
④を7~10mm間隔で切り分けます。
※生地が切りにくい場合は、もう一度冷蔵庫で固めたら切りやすくなります。
※厚みがある方がサクサク感が増しますよ♪
作り方のポイント⑥
●市松模様
紅芋生地のラップをひらき棒状に成形した上部に溶き卵(分量外)を塗りプレーン生地を重ねラップで包みます。ラップの上から軽く押さえて張り合わせます。
そして、縦半分に切って交互になるように向きを変えて、溶き卵(分量外)で張り合わせれば市松模様ができます。
作り方のポイント⑦
●市松模様
⑥を7~10mm間隔で切り分けます。
※生地が切りにくい場合は、もう一度冷蔵庫で固めたら切りやすくなります。
作り方のポイント⑧
オーブンシートを敷いたプレートに、⑤と⑦を並べます。180℃に予熱したオーブンの下段で15分焼きます。
※生地は焼くとひとまわり大きくなるため、間隔をあけて並べます。