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「コーヒー」は二日酔いの頭痛に◎!飲む量とおすすめのコーヒーレシピ

二日酔いでなぜ頭痛がするのか?

二日酔いの代名詞とも言われる症状の一つが「頭痛」です。
これはアルコールを分解する過程で発生するアセトアルデヒドによるものです。アセトアルデヒドは毒性があり、血管を拡張させる働きもあります。頭痛は頭部の血管が拡張することでその周りの神経が刺激・炎症を起こすことで引き起こされる症状なのです。※1

コーヒーは二日酔いに良いのか?

よく、「コーヒーは二日酔いに良い」といわれますが、これはどういうことなのでしょうか。

その仕組みはコーヒーに含まれる「カフェイン」にあります。カフェインには血管を収縮する働きがあります。お酒を飲んで広がってしまった血管を適度に収縮させることで頭痛の原因をなくすというのがこのメカニズムです。

どんなコーヒーでもいいのか?どれぐらい飲めば良い?

コーヒーには様々な種類がありますが、カフェインをカットしていないコーヒーであればインスタントコーヒーでも二日酔いの改善が期待できます。また、コーヒー以外にもカフェインを含む緑茶などがアルコールが原因の頭痛改善に役立ちます。

さらに、コーヒーをどのくらい飲めばいい?という疑問もあると思いますが、アルコール同様、カフェインの耐性も人それぞれですので、まずは無理のない1杯から始めましょう。

カフェインには利尿作用があるため、アセトアルデヒドを早く体内から出すということも期待されています。

コーヒーの活用法は?

コーヒーはブラックでいただくのがもちろん一番シンプルですが、二日酔いの朝には空腹や低血糖の場合がありますので、急にブラックコーヒーを飲むと胃がキリキリする・・・ということがあります。その時はミルクや砂糖を加えてカフェオレにするのもよいでしょう。また、デザート感覚でコーヒーゼリーを作っておくのも良いでしょう。

最後に、アルコールとカフェイン、どちらも利尿作用がありますので、お酒を飲むときにも翌日にもお水をたっぷりと摂ることも忘れずに!そして何より、お酒は飲みすぎに注意しましょうね。

飲む前にできる二日酔い予防についてはこちらの記事でご紹介します。

(テキスト: 磯村 優貴恵)

※1 『厚生労働省』「アセトアルデヒド」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-005.html
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このテーマの作者紹介

磯村 優貴恵

管理栄養士・料理家
関東学院大学人間環境学部健康栄養学科を卒業。
大手ダイエットサロンでの食事指導の際に具体的なメニューや調理法の必要性を感じ、退職後3年間の料理経験を積む。
現在は子供から大人まで家族みんなが美味しく食べられるレシピや栄養情報を誌面やWebにて発信するほか、商品開発なども手掛ける。

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