チアシードよりもおすすめ!「バジルシードダイエット」のやり方&ポイント
近年バジルシードドリンクなども売られているので、認知度が上がっているようですが、バジルシードとは、イタリアンでもよく使われるバジルの種です。
栄養成分はチアシードと似ていて、グルコマンナンという食物繊維が豊富で、ダイエットの大敵の便秘を予防するので、便秘がちな人には特にオススメです。また、人間の体内で作れない必須脂肪酸αリノレン酸というオメガ3系の脂肪酸が豊富です。αリノレン酸には、生活習慣病の予防や、アンチエイジング効果、アレルギー症状の改善、うつ抑制などの働きがあるので、ダイエットにも健康にもよい効果があります。
チアシードとバジルシードのダイエット効果を比較すると?!
バジルシードのダイエット効果ですが、水を含むと5分間で30倍にも膨れるので、これはチアシードの約2倍の量になります。よく膨らむと、食事を少ない量で済ませられる、満足感を得られるなどのメリットがあります。
また、カロリーは1gで約1kcalなので、チアシードの約1/5のカロリーと低カロリーです。ですから、ダイエット効果で言うと、チアシードよりもバジルシードの方がダイエット向きといえるでしょう。
バジルシードダイエットとチアシードダイエットの違いはこちら の記事をご覧ください。
バジルシードの食べ方やレシピは?
バジルシードの食べ方は、チアシードとほとんど同じで、ドリンクやヨーグルトに入れたり、ドレッシングやソースに混ぜる、スムージに入れる、など色々な使い方ができます。αリノレン酸は、熱に弱いので、加熱する料理には使わないほうがよいでしょう。
注意点としては、食べ過ぎたり、水につけずにそのまま食べると、逆に便秘になりやすくなります。また、発芽毒の心配がありますので、水に12時間以上つけて、無毒化されてから食べるのがおすすめです。
1日の摂取量は9g(小さじ1~1.5)です。水の量は、バジルシード小さじ1に対して水150ml(コップ1杯程度)が必要になりますので、水にしっかりと浸けてから食べるようにしましょう。
また、栄養をしっかり摂取したい場合は、種をそのまま飲みこまずに、よく噛んだり、ミキサーにかけるなどするとよいでしょう。
(テキスト: 岡田 あや)