ダイエット中こそ食べたい果物!夏のおいしい食べ方は?
果物には、美肌効果や抗酸化作用のあるビタミンC、塩分を排出する働きがあるカリウム、腸内環境を整え、便秘予防になる食物繊維などが豊富で、意外と低カロリーというダイエットにオススメの理由があります。また、果物には太りやすい脂質が含まれていないので、ダイエット中にも最適です。ダイエット中は、あまり甘いものが食べられませんが、フルーツなら健康にも良く安心して食べられます。
ドライフルーツは要注意!
ただし、いくら健康や美容によいとはいえ、食べすぎると果糖が多いので太る原因になります。果物によって量は違いますが、80kcal程度になるようにしましょう。だいたい、バナナ中1本100g、キウイフルーツ小2個・パイナップル中1/3個150g、グレープフルーツ中1個・スイカ・メロン200gくらいです。
また、ドライフルーツは、外出先などでつまむ際にはオススメですが、乾燥させた分、生で食べる時よりも高カロリーで、ビタミンなども減っているので注意しましょう。他にも、オイルコーティングがされていたり、砂糖をまぶしてあるものもあるので、買う際は原材料のチェックをしましょう。缶詰は甘いシロップに漬けられていてカロリーが多くなるだけでなく、ビタミンなどもなくなっているのでダイエット中は控えた方がよいです。
冷やして、アイスクリームの代わりに♪
とくに、夏にオススメの食べ方としては、冷やして食べたり、凍らせて食べるのもオススメです。果物に含まれる果糖は、冷やすとより甘く感じられる性質があります。ただし、南国で育った果物などは、冷蔵庫で保管すると「低温障害」といって傷んでしまう性質があるので、食べる前だけ冷やすとよいでしょう。
ちなみに、果物は凍らせても栄養成分が減る心配が少ないので安心です。アイスの代わりにおやつにするのもいいですね。ただし、冷凍に向かない果物もあるので、むやみにすべて冷凍するのはやめましょう。冷凍してもおいしい果物は、バナナ、パイナップル、かんきつ類、ベリー類、ぶどう、メロン、桃などです。皮をむいてから冷凍し、あらかじめ一口サイズにするのがよいでしょう。
(テキスト: 岡田 あや)