【お茶屋直伝】お茶(煎茶)の入れ方 レシピ・作り方
材料(1〜2人分)
- 【マグカップ1杯(湯呑み2杯分) 300mlを想定】
- 水 400ml以上
- 煎茶(一番茶)の茶葉 茶匙2〜3杯(約大さじ1弱)
作り方
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1
煎茶(一番茶)を用意する
※好みにもよりますが、価格帯はスーパーで購入出来るものなら1,000円(100g入りの場合)以上のものをお勧めします -
2
必要な器具を用意する
・やかん
・急須(ポットでも可)
・茶漉し(急須についてない場合)
・マグカップ(300ml入り切るもの)
※2人で飲むなら150mlの湯呑み2つ - 3 ※写真のような平網のついた急須なら茶漉しは不用です
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4
やかんで水を完全に沸騰するまで沸かす
(5分程度沸かし続けるとカルキ臭も消えますが、これは好みでやらなくても問題ありません) -
5
沸かしたお湯をマグカップにゆっくり注ぎ、その湯を急須に移して(急須に入り切らない湯は捨てる)、また急須の湯をマグカップにゆっくり戻す
(湯の温度を下げるのが目的)
※火傷に注意! -
6
この時点で湯が熱ければ、湯移しを繰り返す
(感覚ですが、手のひらでマグカップの外側を触り、火傷しないけど触り続けるには熱い…ぐらいが適温、温度では75℃前後) -
7
茶葉を計量して、急須に直接いれ、急須を傾けて底に広げる
(直接入れることで、茶葉の広がりが良くなります)
※写真は深蒸し煎茶です - 8 マグカップの湯を一気に急須へ移す
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9
急須に蓋をして、茶葉を約1分蒸らす
【蒸らし時間参考】
・深蒸し煎茶(細かい茶葉)
…約50秒〜1分
・普通煎茶
(浅蒸し、針のような茶葉)
…約1分〜1分20秒 -
10
(茶漉しで濾しながら)マグカップへお茶を注ぐ。(1回で注ぎ切らず、少し注いだら急須を揺らし茶葉を1度回してからまた少し注ぐ、を3-4回繰り返し少しずつ注ぐ)
※湯呑みなら交互に注ぐ -
11
※段々濃くなるので、最初は薄くても大丈夫!
(深蒸し煎茶は色がしっかり出ますが、茶葉が多すぎたり湯が熱すぎたりしなければ、劇的に苦くなったりはしません) - 12 最後の一滴まで注ぎ切る
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13
【完成】
入れたての煎茶をお楽しみください -
14
【ニ煎目以降】
飲む前まで急須の蓋はずらして置いておく
※飲むまでに時間が空く場合は、衛生面から茶葉は取り替えてください - 15 ニ煎目以降は渋み苦みのあるキリッとしたお茶になるので、熱湯を直接急須へ注ぎ、10秒蒸らして、マグカップへ手早く注いでください
きっかけ
日本茶販売店で働いていた時に教えてもらった入れ方です(でもちょっと自己流も入ってます) お茶屋は茶葉の持つ「うま味」を引き出したお茶を「美味しい」と定義しているので、自分もこの味が定着しました。 品質の良い煎茶があれば是非試してみて下さい
おいしくなるコツ
緑茶も産地・品種によって味が違います ざっくりですが、甘くて苦み渋みの少ないものが好みなら鹿児島茶、甘味渋み苦みのバランスが取れたものが好みなら静岡茶を選ぶといいかと思います ちなみ自分は関東圏の人間なので、静岡茶の方が馴染み深いです
- レシピID:1270022984
- 公開日:2021/04/25
関連情報
- カテゴリ
- 緑茶料理のちょいテク・裏技
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tonton222021/05/02 18:48新茶美味しかったです✨
ごちそうさまでした(*^▽^*)
多少手間はありますが、一番茶は入れ方で味が全く変わります
※手順を細かめに記載しています