試してみました！料理しながらスマートデバイスを操作できる便利な菜箸

3,582view 2016/05/23 07:00 おもしろ

肉料理や魚料理を作る際、どうしても手が汚れてしまうのが、下処理や材料を混ぜる工程ですよね。レシピを覚えているいつもの料理なら問題ないですが、新しい料理に挑戦する際には途中でスマートフォンやタブレットでレシピを見る必要があります。そこで画面を汚さないために手洗いが必要ですよね。

しかし毎回毎回手を洗うのは面倒だし、特に乾燥する時期には肌荒れにもつながります。そこで開発されたのが「菜箸deスマホ」です。菜箸の先端にスマートデバイスを操作できるシリコンゴムが付いていて、菜箸を逆さまにするだけで画面を操作できる便利グッズです。

今回は実際にスマートフォンやタブレットを見ながら「卵焼き」「野菜の肉巻き」「コロッケ」の3種類の料理を作り、この菜箸を試してみました。

利用前から期待度大！

菜箸のパッケージがシンプルで可愛く、使い方も丁寧に書いてあります。菜箸の中央にある色のついた線の下の部分を持ち、画面に対して垂直に操作するのがオススメとのこと。画面に保護フィルムが貼ってあると反応が鈍くなるという注意書きもあったので、フィルムを貼ったものと貼っていないものでそれぞれ試してみました。

菜箸を手にとってみると、軽くて長さもちょうど良い感じ。シリコンゴムは片方の箸のみに付いているのですが、どちらの箸に付けても大丈夫だそうなので、外して洗った後にも再装着がスムーズ。ちなみに、一見普通の菜箸と変わらないこの菜箸は、菜箸本体も特殊なものなので、このシリコンゴムを普通の菜箸につけても反応しないそうです。

実際に操作してみると・・・

菜箸の背で画面を操作してみたところ、最初の感想は「あら、反応しない！」。菜箸に描いてある線の下の部分を持たないといけなかったのでした。持ち方を調整したところ、画面をスクロールできました！

さて、それでは調理をスタート！

■卵焼き・タブレット利用

菜箸の先端にギザギザ線が付いているので、卵が溶かしやすかったです。焼く時にも簡単に巻くことができ、卵焼きが苦手な人でも綺麗な仕上がりになるのでは。

作りながらタブレットで工程や材料を確認してみたところ、スムーズに反応し、クリックも簡単だったので、操作時間や調理時間も短縮できました。

■野菜の肉巻き・iPhone 5S利用

お肉の下処理で手が粉だらけになってしまった時に、菜箸を使って次の工程を確認。菜箸のシリコンゴムをスマートフォンの画面に当ててみるも反応無し・・・垂直に当てないといけないんだったと思い出し、握り方を少し調整してようやく反応！しかし、その後また反応がないことも・・・おそらく画面に貼っているフィルムが邪魔しています。

■コロッケ・iPhone6S利用

5Sより画面が一回り大きい6Sで挑戦。こちらはフィルムも貼っていないので、期待度大！しかし、数回トライするも、なかなか反応してくれません・・・。タップしたい箇所の中央を狙うことや、強めにタップすることなど、いくつかのコツが必要となる結果に。

菜箸としての使い勝手は良いです。先端のギザギザがすべり止めとなり、脂っこい豚肉で巻いた野菜巻きもしっかりつかむことができ、フライパンで転がしながらおいしそうな焼色に出来上がりました。コロッケもサクサクと衣を付けて揚げることができました。

総合評価：タブレット利用者におすすめ！

今回分かったのは、画面が大きいタブレットなら調理途中でもこの菜箸で簡単に操作できるということ！手が汚れる料理をする際にはもちろんのこと、指より細い菜箸でピンポイントで操作できるので、レシピを検索する際にも役に立ちます。

画面が小さいスマートフォンやフィルムが貼ってあるデバイスでは期待通りに反応しない可能性があります。スマートフォンの場合は菜箸を垂直に持ち、タップしたい箇所の中心を狙って強めにタップすることや、スクロールしたい場合にはゆっくりと動かすことが反応がよくするポイントです。

試作協力と画像提供（卵焼き）：　楽天レシピ公式アンバサダーまめもにおさん
商品提供元：　アイデア雑貨の専門店「雑貨屋」