風邪を引いちゃった!そんな時どうする?妊娠中、授乳中の薬との付き合い方
いつもならすぐに薬に頼ってしまうところですが、赤ちゃんのことを思うといつも通りではいけないのかな?と思う方も多いのではないでしょうか。
分からない時にはお医者に相談!
妊娠中は、安定期以降に胎盤を通して赤ちゃんに薬の成分が移行すると言われています。妊娠初期に「妊娠に気付かずに飲んでしまった!」「大丈夫だろうと家に常備してある市販薬を飲んだ」そんな事もあるかと思います。赤ちゃんに影響が出てしまうのではと心配になりますが、多くの薬は特に影響のない物が多いです。
ですが、「すべての薬が安全」であるわけではないため、妊娠がわかったら必ずどのような薬をいつ飲んだのか医師に報告するようにしましょう。安定期以降は健診で定期的に病院に通うので、不安なことはしっかりと相談しましょう。
授乳中は、ママが飲んだ薬の成分が母乳中に分泌されます。そのため、赤ちゃんに有害となる薬でないことが重要になります。影響のないものが多いのであまり心配ありませんが、生後間もない時期や、薬の種類によっては授乳の中止と判断されることもあるので、医師の指示に従いましょう。
妊娠中・授乳中の薬との付き合いのポイント
妊娠中・授乳中の薬との付き合い方には大切な3つのポイントがあります。1つ目、産婦人科に相談すること。2つ目、飲み方、量は医師の指示に従うこと。3つ目、自己判断をしないこと。
妊娠しているから、授乳しているからと言って絶対に薬を飲んではいけないことはありません。ちょっと風邪っぽいから飲んでおこう・・・など不必要に、また必要以上に飲むことはいけません!ですが、ママの体調が悪くて辛い時には頼ってもOKですよ。
風邪防止に心がけましょう
では、風邪を引かないようにするための予防には何が良いのでしょうか?
風邪は免疫力が低下しているために起こります。なので、免疫力をUPさせることが重要です。免疫力をUPさせるのにオススメなのはビタミンC!柑橘系の果物が思い浮かぶのではないでしょうか?もちろん他の果物でも良いですよ!
他には、大根、緑黄色野菜、じゃがいも、しょうが、にら、たまねぎ、はちみつ、豚肉、卵、にんにくなどもおすすめです。
これからの時期は気温も下がり、風邪を引きやすくなるので大根や野菜たっぷりのお鍋、ホットはちみつレモンなど体を温めるメニューはいかかでしょうか?
(テキスト:上野 知佐)