ハロウィンにどうぞ！かぼちゃのモンブランマフィン【頑張りすぎない家族ごはん#8】

4,522view 2020/10/22 09:00 親子でクッキング

こんにちは！管理栄養士の中村りえです。

もうすぐハロウィンがやってきますね。
ハロウィンといえばかぼちゃ。今回は、かぼちゃを使ったハロウィンにぴったりのスイーツ「かぼちゃのモンブランマフィン」レシピをご紹介します！簡単に作れるので、お子さんと一緒に作るのも楽しいですよ♪
お子さんのおやつには、成長に必要な栄養を補えるものを選びたいものですが、緑黄色野菜であるかぼちゃは、栄養がたっぷりでおすすめです。

今年のハロウィンは、写真映えもばっちりなスイーツづくりに挑戦してみませんか？

旬の今だから食べたい！かぼちゃのすごさ

かぼちゃはβカロテンや食物繊維などたくさんの栄養素を含む野菜です。
β-カロテンは抗酸化作用があり、過剰な活性酸素の働きを抑えて身体の老化を防ぐ働きがあります。脂溶性ビタミンのため、油と一緒に摂ることで、吸収力がアップします。また、整腸作用が期待できる食物繊維は日本人に不足しがちな栄養素なので、スイーツにかほちゃを使えば気軽に補給できますね♪

おいしいモンブランマフィン作りのコツは？

今回のモンブランマフィンはホットケーキミックスを使うため、手軽に作れるのがポイント。
お店のようなしっとり＆フワフワなマフィンに仕上げるコツは、バターと砂糖をしっかりと練ること。バターはあらかじめ室温で戻しておいてくださいね。

モンブランのクリームを絞るには専用の口金が必要ですが、なければ絞り袋を細く切って、細かく絞るときれいに仕上げることができます。
また、マフィンカップは暗めの色を使うとハロウィンの雰囲気がでますよ。仕上げに、かぼちゃの種を飾るとより華やかに。かぼちゃの種がなければ小さく切ったかぼちゃを軟らかくして乗せても◎

「かぼちゃのモンブランマフィン」レシピ

【材料（マフィンカップ6個分）】
■マフィン
・ホットケーキミックス：150g
・牛乳：大さじ2
・無塩バター：100g
・砂糖：30g
・卵：1個
■ かぼちゃクリーム
・かぼちゃ：300g
・生クリーム：30ml～50ml
・砂糖：20g
・無塩バター：10g
■ホイップクリーム
生クリーム：100ml
砂糖：10g

【作り方】
1. マフィンを作る。バターと卵は室温に戻しておく。卵を割りほぐしておく。オーブンを180度に予熱する。
2. ボウルにバターと砂糖を入れてクリーム状になるまで泡だて器でよく混ぜる。溶き卵を少しずつ加えて、都度よく混ぜる。牛乳を加えてよく混ぜる。
3. ホットケーキミックスを加え、ゴムベラで切るように混ぜ、マフィンカップに生地を流し、170度で20分焼く。
4. かぼちゃクリームを作る。かぼちゃはワタを取り除き、3cm角に切り、電子レンジで600w5～8分加熱する。やわらかくなったら皮を取り除く。フードプロセッサーにかぼちゃ、生クリーム、砂糖、バターを入れてなめらかにする。絞れるくらいの固さになるように生クリームの量を調整して、モンブランの口金をつけた絞り袋に入れる。
5. ホイップクリームを作る。ボウルに生クリーム、砂糖を加えてハンドミキサーで8分立てにする。丸口金をつけた絞り袋に入れる。
6. 粗熱を取ったマフィンの上にまずホイップクリームを絞り、そのホイップクリームを覆うようにかぼちゃクリームを絞る。仕上げにかぼちゃの種を飾り、粉糖をかける。

【ポイント】
・バターと砂糖をしっかりと混ぜてクリーム状にすることで、しっとりとしたマフィンになります。
・かぼちゃクリームはかぼちゃの水分に合わせて生クリームの量を調整してください。
・モンブランの口金がない場合は、絞り袋を細く切って、細かく絞りましょう。

かぼちゃクリームが残った場合は、パンに挟んでサンドイッチにしたり、牛乳で伸ばしてシナモンをかけパンプキンラテにしたりと、アレンジして楽しむのもおすすめですよ！
かわいいスイーツと一緒に、おうちハロウィンを楽しんでくださいね。

この記事の作者

中村りえさん

管理栄養士・米粉料理家
プロの管理栄養士・料理研究家による「食」のプロデュース・レシピ開発を手掛ける(株)エミッシュ所属。管理栄養士ならでは切り口でレシピ提案・コラムの執筆を行う。
家族の小麦アレルギーをきっかけに米粉に出会う。おいしさに魅了され、米粉料理の良さを伝えて日本の米文化を守りたいと考え、米粉の情報も発信している。